4.お客様の安全のために
『列車の安全運行を支えるために』 当社では、乗務員・駅係員をはじめ車両・施設の技術部門と各指令が連携することで、列車の安全・安定運行を支えています。
運転士・車掌

運転士は主に前方に異常がないか注視するとともに、信号や標識を確認して列車を運転します。車掌は車内および列車後方の確認ならびに駅到着・出発時におけるホームのお客様の状況を確認し、列車の安全運行に努めています。

乗務前には運転士・車掌が相互に当日の運転計画、乗務内容を確認し情報を共有しています。その後、管理者が出発点呼を実施し心身の状態を確認、当日の運転計画、乗務内容を読み上げ相互確認を行い、安全運行に努めています。

運転士
車掌
出発点呼
出庫点検

駅では、列車の進入進出確認、ホームでのお客様のご案内、乗務員への合図などの業務を行っています。さらに緊急時には、乗務員等と連携し列車の停止手配や安全確認を行なうなど、安全で快適な鉄道の運行を支えています。

列車出発時の安全確認
お客様へのご案内
車両部門

車両部門では、列車を安全に運行させるために、周期に応じて定期的に様々なメンテナンスを行っており、10日を超えない期間ごとに行う列車検査、3か月を超えない期間ごとに行う月検査、4年または走行距離が60万㎞を超えない期間ごとに行う重要部検査、8年を超えない期間ごとに行う全般検査を実施しています。

バッテリー点検
列車無線試験
施設部門

施設部門では、線路・架線・信号・通信等の設備の保守・改良を行っています。列車が運行している間に実施できない工事については、運行が終了した夜間に行い、昼夜を問わず列車の安全運行を支えています。

線路点検
信号設備点検
通信設備点検
変電設備点検
(本線・東上線)
運行管理所・電気指令所

本線・東上線の運行管理所では、運転・営業・車両・施設の総合的な指令業務を行っており、事故発生時などには安全確保を最優先に、列車の運転見合せや早期復旧手配などの指示を行います。なお、本線・東上線ともに運行管理システムにより信号や列車の進路を遠隔集中制御しています。また、防災システムにより、沿線の風速・雨量・震度の監視も行っており、気象異常時に迅速に対応しています。

さらに、本線・東上線それぞれに設置している電気指令では、全線に設置されている変電所の遠隔集中制御および監視をするとともに、全踏切を集中監視しているほか、列車無線などの通信回線の設備も監視しており、異常が発生した際に迅速かつ適切な対応をしています。

運行管理所(本線)
電気指令所(本線)
各部門での工夫した取組み

各部門では、列車の安全運行を支えるため、日々の業務に様々な工夫を取入れています。

『取組み1』電車の点検作業をする際に、誤ってスイッチに触れることを防止するために誤操作防止道具を作成し、注意喚起札を掲出することで撤去忘れ防止にも工夫しました。[写真] 『取組み2』 駅構内での鳩害対策として、天敵であるハヤブサの画像を柱や壁に貼ることで、鳩の警戒心に訴えるなど、動物の特性に合わせた鳩害防止を図りました。[写真] 『取組み3』夜間や日中に施設を保守管理する際の注意点を線路図中に吹き出しとして記載し、不慣れな係員であっても確実に要注意箇所を把握できるように工夫しています。[写真] 『取組み4』ボルト締め付けのための模擬教材を作成し、経験の浅い係員にボルトの最適な締め付け具合を体感できるよう活用しています。[写真]

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