新・駅前そぞろ歩記

花いっぱいの公園と夢いっぱいの新しい街づくり
今回の登場人物
清水公園(しみずこうえん)

東武アーバンパークラインの清水公園駅は、「日本さくら名所100選」に選定されている清水公園の玄関口として昭和4年に開業しました。 駅西口から公園までのプロムナードも桜並木になっていて、花見のシーズンには行き交う人が絶えません。
一方、駅東口には新しい住宅街が誕生しました。その名は「ソライエ清水公園アーバンパークタウン」。大きな空と美しい自然が広がる地に、豊かな暮らしを目指した街づくりが進んでいます。

清水公園(しみずこうえん)
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清水公園(しみずこうえん)
「ソライエ」―それはふれあいと語らいの街づくり

中心に川が流れる約500区画の中に緑豊かな公園が配置され、美しい景観と交流のある街づくりを進めている「ソライエ清水公園アーバンパークタウン」。その交流にひと役かっているのが、清水公園駅前に広がる芝生の広場「ソライエひろば」です。広場の中に建つインフォメーションセンターは、販売センターの他に、住人同士が集って語らいを楽しめる「みんなのカフェ」や「えほんの図書館」、地域のタウン情報等を発信する「まちのコンシェルジュ」を併設。

もうひとつの建物「ものづくりの工房」では、DIY(日曜大工)をサポート。ソライエでは、ハンドメイドで〝世界にひとつの家づくり"を楽しめます。

また、広場に置かれたピザ窯(がま)は、地域の皆さんが煉瓦づくりから始めて作ったもの。コミュニティー豊かなこの街のシンボルです。

さて、次は清水公園めざして駅西口へ。駅と公園を結ぶ桜並木のプロムナードは、昭和4年の清水公園駅開業に合わせて造成されました。道の傍らには、縄文時代の野田(清水)貝塚跡。約1万年前、ここは海岸だったわけです。

桜並木を10分ほど歩くと清水公園ですが、そのすぐそばの住宅街の中に、国の重要文化財に指定された「旧花野井家住宅」が保存・公開されています。これは必見。花野井家は江戸時代に小金牧(こがねまき)で馬の世話をしていた牧もく士し で、その暮らしが偲ばれる見事な茅葺の家は、17世紀後半の建築と推定されています。

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清水公園(しみずこうえん)
サクラからネモフィラまで 春の色咲き競う清水公園

清水公園は明治27年に野田の醤油を興した家のひとつ、茂木家が金乗院(こんじょういん)の林地を借りて庭園にしたものを町の人々に開放したのが始まり。いまも公園内にある金乗院は応永5年(1398)開山の古刹。朱塗りの仁王門を潜った境内には「劫初(ごうしょ)の桜」という古木があり、清水公園のソメイヨシノの中で一番早く咲くサクラとして知られています。

公園の方は昭和になると公園設計の草分け、本多静六博士の設計によって約28(東京ドーム6個分!)の花の大公園になりました。春の見どころはなんといってもサクラ。園内には約50種類、2000本ものサクラが咲き誇り、3月下旬〜4月上旬には「さくらまつり」が開催されます。

春の色はサクラだけではありません。季節の花々700種の花園「花ファンタジア」では3月〜5月にネモフィラやチューリップ、ボタン、シャクヤク、バラなどがそれぞれの色を競います。

また、清水公園は自然の中で楽しめる施設もいっぱい。フィールドアスレチックは3つのコースを合わせて国内最大級の100種目で、大人も夢中になるスリルと冒険の本格的スポーツです。アクアベンチャーは世界初の噴水迷路と立体迷路。1時間以上遭難する人もいるそうです。

ポニー牧場はなごみの施設。かわいいポニーやサラブレッド、ヤギ、ウサギなどと楽しくふれあうことができます。

他にもバーベキュー場やDayキャンプ場、ニジマス釣りにバンガローとオートキャンプなど、一日中、いや泊まりがけでも遊べる公園です。

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清水公園MAP
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