鉄道輸送サービス

安全、正確、快適に、お客様を目的地まで送り届ける。鉄道会社が担う、絶対的な使命を遂行するために。

東武鉄道の基幹事業である鉄道事業。鉄道路線網は、東京、千葉、埼玉、栃木、群馬の1都4県にわたり、営業キロは463.3kmと関東の私鉄では最大の規模を誇っています。日々の通勤や通学、あるいは観光の足としての使命を全うすべく、安全、正確、快適な輸送サービスを絶えず追求しています。

輸送計画

輸送計画 新型特急車両500系
愛称「Revaty」

“TJライナー”など、新たな価値を提供する輸送サービスを次々と実現。

人々の暮らしに欠かせない鉄道をさらに高度に発展させていくために、東武鉄道はさまざまな輸送改善計画を推進しています。関東でいち早く対応した複々線化や相互直通運転はその一例。また、お客様に快適にご利用いただくために、中長距離通勤のお客様へ向けてスピーディーで快適な座席定員制列車“TJライナー”を導入するなど、新しい輸送サービスの提供にも果敢に取り組んでいます。さらに、優等列車による観光やビジネスの旅客輸送を充実させていることも東武鉄道の大きな特徴のひとつ。2017年度には、併結・分割が可能な新型特急“Revaty”を導入。当社の広域な路線をシームレスに運転し、様々な目的・行先に合わせてのご利用を実現、お客様の利便性、快適性を向上させていきます。

車両

車両

平常運行を守り抜く、そして未来へ向けての車両も追求。

お客様を輸送する車両は、私たちが鉄道事業を営む上で不可欠なもの。車両を安全に運行するためには、常に最高の状態に維持することが求められます。当社の車両部門では、車両の点検・整備を定期的に実施し、万が一車両にトラブルが生じても迅速な対処で平常運行を守ることに努めています。また総営業距離同様、保有する車両の両数と種類も関東私鉄では最多。1963年のデビュー以来50年以上走り続ける8000系から最新の60000系まで、特急車両では、100系(スペーシア)や200系(りょうもう)など、長い歴史の中で車両に関するノウハウを豊富に蓄積しています。新しい車両技術を導入し、高い安全性と快適性だけでなく環境への配慮から省エネルギー化・省メンテナンス化の実現にも取り組んでいます。

電気

電気

鉄道事業の生命線を握り、安全を支え続ける司令塔として。

電車に電力を供給する変電所や送電線などの電力設備、列車を安全に運行するための信号・踏切設備、駅の照明や空調、発車案内装置や放送装置、指令電話や列車無線など、これらの電気設備を確実に保守・管理することで、列車の安全運行という大きな使命を担っているのが電気部門です。東武鉄道全線で、総延長1,220kmにおよぶ電車線、977ヵ所の踏切など、膨大な電気設備の維持・管理・更新改良を担っています。(2016年8月現在)さらに、船橋・柏・和光市をはじめとして、可動式ホーム柵の導入を推進し、お客様が安心して利用できる環境づくりを進めています。
また、本線系と東上線系2ヵ所の電気指令では、全線で58ヵ所の変電所・受電所を遠隔制御するとともに、送電・停電などの電力運用、事故や障害などの情報収集や、事故復旧要員の手配などをトータルに管理しています。さらにこうした電気設備の保安作業は、徒歩巡回・機能検査・測定・補修など、昼夜を問わずさまざまな形で実施され、鉄道の安全を日々支えています。

回生電力貯蔵装置

回生電力貯蔵装置

回生電力貯蔵装置

回生電力を有効活用し、省エネルギー化を図る

この装置は、電車がブレーキを使用した際に発生する回生電力を吸収・貯蔵し、その貯蔵した電力を電車が加速走行するときに供給するなど、電力の安定供給と有効活用ができるもの。2012年8月に東上線上福岡き電区分所に導入し、2014年12月には東武アーバンパークライン運河駅にも導入しました。今後も省エネルギーによる環境保全に努め、地球環境に貢献する機器の導入を積極的に進めます。

土木・建築・保線

土木・建築・保線 岩槻駅橋上駅舎

誰もが安全・快適に利用できる、最良の交通機関であり続けるために。

鉄道の安全・安定輸送を提供するために、絶えず鉄道インフラの点検・保守を行っています。工務部門においては、線路とその付帯設備の点検・保守を定期的に実施し、安全・安定輸送の確保に努めています。線路の点検には「総合軌道検測車」と呼ばれる専用車両を、線路の保守には「マルチプルタイタンパー」や「レール削正車」といった大型保線機械を使用し、快適な乗り心地を保っています。踏切の安全対策としては、鉄道と道路の立体交差化などの整備を関係自治体とともに行い、分断された市街地を一体化させ、総合的なまちづくりを推進しています。駅施設においては、エレベーターやエスカレーターの設置をはじめ、バリアフリー対応トイレなど、どなたでも快適にご利用いただける駅づくりを進めています。

高架化工事の推進

高架化工事の推進

高架化工事の推進

竹ノ塚駅付近等にて施工中

東武スカイツリーライン竹ノ塚駅付近では、足立区と協力して連続立体交差事業を推進しており、当社は鉄道の高架化工事を担当しています。この事業によって2か所の踏切が除去され、竹ノ塚駅が高架化されます。現在は下り急行線の高架化が完了し、2020年度の完成を目指して工事を進めています。このほか、東武アーバンパークライン清水公園~梅郷間でも高架化工事を進めており、今後はとうきょうスカイツリー駅付近、春日部駅付近などでも計画されています。