PROJECT 03

日本屈指の観光資源を誇る日光・鬼怒川エリアのさらなる魅力創出を目指して。東武鉄道が先導する観光戦略。

日光・鬼怒川エリアに活力を。沿線活性化への想い。

深いつながりから生まれた「想い」が日光・鬼怒川エリアに新たな風をもたらす。

奥深い歴史と文化、それを育んできた豊かな自然が共存し、現在は日本有数の観光地である日光・鬼怒川エリア。東武鉄道はこのエリアとともに手を取り合って歩んできた。沿線地域の人口減少や社会構造の変化などによって地方創生に向けた動きが進むなか、沿線地域の足として深く関わってきた東武鉄道は、この地が持つ歴史・伝統・文化と手つかずの自然といったポテンシャルを最大限引き出し、ワールドクラスの観光地へと進化させる。いま、まさに新型特急の導入やSLの復活運転、国際観光地としてふさわしい観光事業の展開など、さまざまな施策が立ち上がり動き出す。
地域と共に日光・鬼怒川エリアを活性化し、さらには東日本大震災後の風評や台風による浸水被害などで元気を失った栃木・福島エリアに活力を取り戻したいという強い想い。
東武グループ全体で掲げている「日光・鬼怒川地区等沿線観光地の活力創出」へ向け、東武鉄道の新たな挑戦が始まった。

鉄道会社ならではの施策「SLの復活運転」。地域から広く愛される観光資源へ。

「日光・鬼怒川地区等沿線観光地の活力創出」へ向け、東武鉄道が打ち出した鉄道会社ならではのプロジェクトが「SL復活運転プロジェクト」である。
このプロジェクトは下今市駅構内において旧転車台の遺構が確認されたことをきっかけに、「鉄道産業文化遺産の保存と活用」という観点から、車両をはじめとした鉄道遺産を活用するとともに、東武鉄道は約半世紀前までSLを走らせていたという歴史から、鉄道技術の伝承を行っていきたいという想いにより始まった。SL復活運転における東武鉄道ならではの特徴が、日光・鬼怒川という全国でも有数の観光地を走るという点。また、下今市駅から鬼怒川温泉駅まで35分という比較的短い乗車時間であるため、旅行の行程に組み込みやすく、乗車前後に日光・鬼怒川の観光を楽しんでもらいやすい。SLの大きな魅力である煙や汽笛の音、ダイナミックな走行シーンなど五感に響くような演出のほか、転車台での方向転換などをどのように楽しんでいただけるか。〝体験″としての満足度も強く意識している。また、地域の人々との触れ合いの機会をつくり、より多くの「日光・鬼怒川ファン」や「リピーター」づくりを目指して地元地域とのつながりを深める取り組みも始めている。
このプロジェクトは、地域の方々、協力していただいた鉄道事業者の方々、そのほか一緒に仕事をしている多くの事業者の方々、たくさんの人の力によって創り上げられている。「大樹」と名付けられたこのSLを沿線地域の恒常的な観光資源にすることで鉄道会社としての本業である、鉄道輸送による集客を行うという大きな役割を担う。
SL「大樹」をこれから地域に愛される存在へ地元地域と一緒に育て上げていく。

伝統を受け継ぎながら、国際観光地としてふさわしいエリアを目指し、地域に相乗的効果を引き出す。

訪日外国人が増えているなかで、日光・鬼怒川エリアへ、外国人をはじめとするさまざまな観光需要を取り込むべく観光戦略を展開している。
例えば、日光で歴史と伝統を有する「金谷ホテル」を東武グループに加え新たな風を取り入れ、中禅寺湖畔には、世界中で高い評価を得ている最高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン日光」も誕生させる。
「金谷ホテル」は、建物自体が文化財指定を受けており、宿泊施設としての価値だけでなく、そのものが観光資源である。
「ザ・リッツ・カールトン日光」の特徴は、中禅寺湖と男体山を間近に望み、色彩あふれる四季を感じとることができるロケーション。豊かな自然に向き合い、日光でのみ体験できる静謐な時間を提供する上質でラグジュアリーな空間デザインを採り入れ、ゲストに忘れられない〝オーダーメイド″な時間を提供していく。
これらの事業により日光・鬼怒川の持つ多様な魅力を国内や世界に向けて発信し、沿線の価値を高め、多くのお客様に感動を与えていくために、今やるべきことを見出して日々取り組んでいる。
未来を感じさせる東京スカイツリーから、歴史・伝統・文化と自然が共生する日光・鬼怒川エリアへ。
東武鉄道が東京からの流れを取り入れ、力強く牽引する。