PROJECT 01

東京スカイツリータウンという経営資源を活かして、沿線価値の向上と地域の発展に貢献。

東京スカイツリータウンという経営資源を活かして、沿線価値の向上と地域の発展に貢献。

東京スカイツリータウン開業を機に、沿線地域をいっそう活性化していく。

東武鉄道の歴史に残る一大事業であり、2012年5月22日にオープンした「東京スカイツリータウン」。プロジェクトは7年に及び、志あるメンバーによってさまざまな知恵と情熱が注がれ、この世界一の自立式タワーである東京スカイツリーを擁する施設は完成した。しかし、これでプロジェクトが終了したわけではない。東京スカイツリータウンという、ほかにはない魅力ある経営資源を活かして、沿線価値の向上と地域の発展に貢献していく。それが東武鉄道の描く大きなビジョンであり、そのために全社を挙げてさまざまな施策を展開してきた。たとえば、開業に合わせて最寄駅の旧・業平橋駅を「とうきょうスカイツリー駅」に変更し、さらに沿線に「東武スカイツリーライン」という愛称を導入したのもそのひとつ。すでにこれらの名称は世間に浸透し、新たなブランドイメージが構築されている。また開業に合わせて、バス事業を営むグループ企業と連携し、上野駅・東京駅・羽田空港・東京ディズニーリゾートと、東京スカイツリータウンを結ぶバス路線「スカイツリーシャトル」も開設。新たな人の流れも生み出した。その後、池袋から埼玉に延びる東武東上線沿線やお台場地区にもスカイツリーシャトルを運行するなど、東京スカイツリータウンを核に東武沿線全体の活性化を図っている。

展望列車「スカイツリートレイン」で、東北地方の観光復興にも貢献。

東京スカイツリータウン開業を機に沿線をさらに活性化させていくために、2012年秋から新型車両「スカイツリートレイン」も導入。これは、東京スカイツリーをはじめ日光・鬼怒川など、沿線のさまざまな観光スポットの素晴らしい風景を堪能できる展望列車。「東武沿線からスカイツリーへ」「スカイツリーから日光・鬼怒川へ」をコンセプトに、沿線の両毛地域や大宮から東京スカイツリータウンへ向かう列車も設定し、東京スカイツリータウン観光と沿線での宿泊の両方を楽しめるツアーも実現した。その後、2013年には、福島県の会津地方を走る野岩鉄道・会津鉄道へのスカイツリートレインの乗り入れも実現。東京スカイツリーから会津へという観光ルートも開拓し、東日本大震災で一時的に落ち込んだ会津地域の観光復興にも一役買っている。こうした鉄道輸送との組み合わせによる地域振興は、東武鉄道の強みが最大限に発揮できる分野であり、現在もさまざまな企画が進行中だ。

東京スカイツリータウンを起爆剤に、日本全体をもっと盛り上げる。

東京スカイツリータウンには、国内はもとより海外からの観光客が多数訪れるため、さまざまな施策を繰り広げている。たとえば、訪日外国人観光客向けの新たな旅行商品である「TOKYO SKYTREE® with Shopping Plan at TOKYO Solamachi®」の発売。東京スカイツリータウン周辺駅での乗り降りが自由であり、東京スカイツリーの天望デッキ入場券と東京ソラマチでのお買物券がセットになった旅行商品だ。大変好評で、下町地域全体に大きな経済効果をもたらしている。現時点では大きな成功を収めているが、真価が問われるのはこれから。この東京スカイツリータウンを起爆剤として、沿線を、地域を、そして日本をいっそう元気にしていくために、仕掛けていけることはまだまだたくさんある。それを企画し実行に移していくのは、東武鉄道の次代を担う若い力だ。