車両の業務

高度な技術力と経験を積み重ねる車両メンテナンスの仕事。

鉄道車両のメンテナンスは、自動車の車検のように法律で規定され、厳密に実施されています。お客様の安全に直結するだけに、徹底的な点検・整備が義務づけられているのです。
鉄道車両のメンテナンスは大きく二つに分けられます。「工場部門」は重要な装置の検査や、部品一つひとつまで分解して点検・整備をするもの。「検修部門」は日常の点検・整備や突発的な不具合に対応するものです。 東武インターテック(株)ではこのうち「工場部門」業務全般を行い、「検修部門」については東武鉄道(株)で行っています。
私たちは高度な車両技術を習得するとともに、車両メンテナンスのプロフェッショナルとして、安全・快適な車両を提供しています。

車両メンテナンスの流れ

全般検査の流れ

  • 入場

    検査を行う車両を工場に入れ、  1両ずつに切り離します。

    ①検査を行うため、車両が工場へ
    回送されてきます。

  • 屋根上機器  取り外し

    パンタグラフと冷房機等屋根  上機器を取り外します。

    ②入場した車両は、1両ずつに切
    り離し、屋根上のパンタグラフや
    冷房機を取り外します。車両は自
    動搬送装置で車体気吹装置に搬送
    され、床下の機器に付着したほこ
    りを除去します。

  • 車体と  台車の組立

    車体と台車を切り離し、  それぞれの整備作業場に搬送します。

    ③車体と台車を切り離します。車
    体を巨大な45t天井クレーンで持
    ち上げ、車体整備を行うため車体
    架台に移動させます。台車は、台
    車作業場に自動搬送されます。

  • 台車・  輪軸メンテ  ナンス

    台車から輪軸とモーターを取り外し、それぞれの職場で作業を行います。

    ④車体と切り離された台車からモ
    ーターを取り外します。モーター
    は自動搬送装置で回転機作業場へ、
    台車は台車洗浄装置へ自動搬送さ
    れます。洗浄された台車からさら
    に輪軸が取り外され、台車と輪軸
    それぞれの点検・整備が行われま
    す。

  • モーター  メンテナンス

    ⑤取り外したモーターは、回転機
    作業場で分解後、厳密に点検・整
    備され、組み立て後に回転試験を
    行い、動作をテストします。

  • 車体  メンテナンス

    車体から電機部品やブレーキ部品を取り外し、それぞれの職場で作業を行います。

    ⑥車両が車体架台に据え付
    けられると、電機部品やブ
    レーキ部品を次々と取り外
    す一方で、運転室や客室内
    部の点検・整備を行います。

  • 車体部品  メンテナンス

    ⑦車体から取り外した部品
    は、電機・空制それぞれの
    作業場で点検・整備および
    動作テストを行います。

  • 車体と台車の  組立

    台車に輪軸とモーターを取り付け、  車体と台車を組み立てます。

    ⑧テストを終えた部品が取り付け
    られた車体はクレーンで搬送さ
    れ、輪軸とモーターの取り付けを
    終えた台車と組み立てられます。

  • 洗浄・塗装

    塗装ロボットが、  車体を塗装します。

    ⑨組み立てられた車体は、塗装ラ
    インに自動搬送され、4台のロボッ
    トにより色ごとに塗装されます。

  • 総合検査

    メンテナンスを終えた車両の  総合検査を行います。

    ⑩検査が完了した車両は、最終確
    認のため試運転を行い、お客様の
    もとへと送り出されます。

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