江戸時代 - 文久元年(1861) - 鐘撞堂下 田中屋

    1本60円の幸せ…素朴な味の焼きだんご

    時の鐘のすぐ下に軒を構えるだんご屋。現在は、5代目の田中進さんが店を引き継いでいます。販売しているのは、醤油味の焼きだんごのみ。上新粉を熱湯でこねて、丸めたものを蒸してから串に刺し、醤油だれをつけて炭火で1本ずつ丁寧に焼いています。

    手づくりのだんごは、少し平べったくて温かみを感じます。そのだんごが抜けにくいよう、竹串までが自家製で、よく見ると手仕事の跡が見て取れます。香ばしく焼き上がっただんごは、素朴でやさしい味わい。粗めに挽いた粉を使っているので、独特のざらっとした舌ざわりと、お米の風味が楽しめます。焼きたてよりも少し冷めてからのほうが、味がなじんで食べごろなのだとか。

    焼きだんごは1本60円と値段も手ごろで、食べ歩きにピッタリです。すべて手作業のため、たくさん作ることはできず、なくなり次第、閉店となります。土日だと行列ができることもあり、昼過ぎには売り切れることも。平日でも15時ごろまでには完売することが多いそうなので、お早めに。

    見どころ

    時間が止まったような店内

    店頭でおだんごを買うだけではなく、ぜひ店内にも入ってみましょう。情緒たっぷりの建物内には長椅子が置かれていて、座ってひと休みしながら味わうことができます。先代のおばあちゃんがだんごを焼く様子を撮影した写真や古い食器なども飾られているので、しばしノスタルジックな雰囲気に浸ってみては。

    どこか懐かしい雰囲気が漂い、心まで休まる

    所在地 : 川越市幸町15-10 アクセス : 東武東上線・JR「川越駅」東口から徒歩24分
    東武東上線「川越市駅」から徒歩18分
    小江戸巡回バス「蔵の街バス停」下車、徒歩2分
    電話 : 049-223-0573
    時間 : 11時〜15時ごろ
    休み : 月曜

    ※表示価格は2015年3月取材時の税込価格です。

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