明治時代 - 明治元年(1868) - 東屋

    趣のある和室で格別なうなぎを味わう

    明治元年(1868)創業の老舗で、現在の店主・柿田准(かきたじゅん)さんで5代目。昭和8年(1933)に喜多院(きたいん)と成田山(なりたさん)川越別院に挟まれた現在の地に移転したそうです。この界隈には、今でも当時をしのばせる木造建築がいくつか残っています。川越は江戸時代から鰻屋が多く、肉食が禁じられていたこともあって、周囲の川で捕れるうなぎは、人々の貴重なたんぱく源となっていたのだとか。

    大正時代に建てられた築約100年の建物は、長い歴史を感じさせ、のれんをくぐると黒光りした廊下が続いています。当時の面影を残す廊下を通って、案内されたのは中庭が見える和室。客室として使われている部屋はすべてが座敷席で、ゆっくり食事ができるのもうれしいところです。

    注文してからうな重などの料理が提供されるまで30分ほどかかりますが、運ばれてきたお重を開けるときのワクワク感は格別です。備長炭を使って焼き上げたうなぎは、外側はカリッと香ばしく、中はふわっと柔らか。蒸して脂を落としてから甘さを控えた辛口のタレで焼いてあるので、くどさがなく、さっぱりといただけます。どじょうやなまずなども出しており、お酒の肴によく合います。

    見どころ

    喜多院のお堀から水を引いていた池

    中庭には昔、喜多院のお堀から湧水を引き込んでいたという池があります。
    かつては、その池を生け簀の代わりにして鰻を入れておき、活きのいい状態でさばいていたのだとか。現在、水はありませんが、当時の名残を目にすることができます。

    手前に見える窪みに、かつて池があった

    所在地 : 川越市西小仙波町1-16-1 アクセス : 東武東上線・JR川越線「川越駅」東口から徒歩21分
    東武東上線「川越市駅」から徒歩20分
    小江戸名所めぐりバス「成田山前バス停」下車、徒歩3分
    小江戸巡回バス「喜多院バス停」下車、徒歩5分
    電話 : 049-222-0757
    時間 : 11時30分〜15時(14時LO)、
    17時30分〜21時(19時30分LO)(要予約)
    休み : 木曜
    page top