昭和時代 - 昭和24年(1949) - つぼ焼いも 平本屋

    陶器の壺で焼いたホクホクのサツマイモ

    以前は川越に何軒もあったという壺焼きいもの店は、現在はここだけ。昭和24年(1949)の創業で、2代目の店主・平本嘉一(ひらもとかいち)さんがひとりで切り盛りしています。陶器の壺で焼くと、全体にまんべんなく火が通るので皮が焦げることなく、柔らかく焼き上がるのが特徴です。主に使っているのは茨城産の「ベニアズマ」という品種で、これはホクホク系ですが、最近ではしっとり系の「べにはるか」も人気だとか。

    お値段は1本150円〜。焼きたてを広告に包んで渡してもらうと、思わず笑顔になってしまいます。そして、湯気が上がるサツマイモを割ってみると、現れるのはきれいな飴色。さっそくかじってみると、ホクホクでとっても甘い! 小ぶりな割には食べごたえがあって、1本でかなりの満足感があります。

    平本さんはサツマイモ博士といえるほど知識も豊富。「皮はむかないで、そのまま食べて。皮にはカルシウムがたくさん含まれているんだよ」などと教えてくれます。健康によいことから、近くの病院や高齢者施設などからの注文も多く、全国各地への発送も行っているそうです。

    見どころ

    60年以上、現役の壺がおいしく焼きあげる

    陶器製の壺は、創業時から60年以上も使われているもの。大きさは直径約40cm、高さ約80cm。その内側には、サツマイモが並んでぶら下げられています。1回に焼くことができるのは、約30本。コークスと炭を混ぜたものを燃料にしていて、壺の内外に漆喰(しっくい)を塗ることで熱を逃がさず、中は約220℃になるそうです。

    高温で焼き上げると甘みと食感が際立つ

    所在地 : 川越市松江町1-23-2 アクセス : 東武東上線・JR川越線「川越駅」東口から徒歩18分
    東武東上線「川越駅市」から徒歩13分
    東武バス「下松江町バス停」下車、徒歩1分、「中原町バス停」下車、徒歩4分
    電話 : 049-222-1918
    時間 : 10時〜18時
    休み : 不定休
    (8月1日〜9月10日は休業)

    ※表示価格は2015年3月取材時の税込価格です。

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