


古くは両毛地域と東京を結ぶ
鉄道の開通から、
日光への観光路線開拓、
東京スカイツリーの建設、
新型特急スペーシア Xでの旅まで。
東武鉄道の長い歴史の中で、
沿線に様々な「新しい景色」が誕生しました。
街がつながり、賑わいが生まれ、
暮らしが変わっていく。
そんなわくわくする体験を、
沿線の皆様、鉄道をご利用いただく
全ての方へ、
これからもお届けしていきます。











スペシャルタイアップ
東武鉄道初のアニメーションCMの主題歌を担当するバンド「Natural Lag」。CM書き下ろしの新曲『Step By Step』は東武線北千住駅の下り特急専用ホームの発車メロディに起用されています。今回はメンバーの皆さんに音楽や今後の活動などについて伺いました。
東武鉄道「アニメーションCM」タイアップソング

「Step By Step」
作詞 : 花村想太,MEG.ME
作曲 : Natural Lag,MEG.ME
編曲 : MEG.ME,Louis,福田智樹
Key & Stings by MEG.ME

Natural Lag
アーティスト「Da-iCE」の花村想太のボーカルを中心に、ギター・福田智樹、ベース・アベノブユキ、ドラム・Louisの4人から成るバンド。バンド名はNatural(自然な)とLag(ズレ、遅れ)の造語で、自分以外の人と生じるズレにより他人を嫌いになったり愛しく思えたりする…そんな人との自然なLagを大切に思える曲作りをしたいという意味が込められている。

このCM曲『Step By Step』には、どんな想いを込めて制作されたのでしょうか?
花村:この曲は、電車に乗る人たちの姿を想像しながら作りました。仕事やバイトに向かう人、大切な人に会いに行く人、アーティストに会いに行く人がホームに立っているなあと思って。皆、誰かのために動いているんですよね。広い意味で見たら、それは巡っていって世界を良くしていることなんじゃないかなと。だから、電車に乗っている人たちは皆、世界を救っているヒーローなんだ、という気持ちを込めました。

普段、曲作りはどのような場面でインスピレーションが生まれるのですか?
福田:特別な場所ではなく、日常の何気ない時間に生まれることが多いです。たとえば移動中や、ふと立ち止まったときにメロディが頭に浮かんできます。音楽って、意識してつくるというより"降りてくる" 感覚に近いんです。慌てて鼻歌をレコーダーに録音することもありますね。

この曲はCMだけでなく駅の発車メロディとしても採用されているのですよね?
福田:はい、北千住駅の下り特急専用ホームで発車メロディとして採用していただくことになったんです。先日お披露目式があって僕たちも登壇したのですが、列車が発車するその瞬間にこの曲がホームに響いたときは本当に感激しました。これからお出かけする方が「はじまりのメロディ」としてこの曲を聞いて特急に乗るんですよね!そう思うと本当に嬉しいです。

プライベートでおでかけしてみたいところはありますか。
花村:電車の旅だと、以前SNSで流行った発車メロディを使ったチャレンジみたいなのを、「東武線バージョン」でやってみたいですね。ナチュラグの場合は踊りじゃなくて、発車音を演奏する感じで。
アベ:ぜひアコースティックバージョンで!205駅あるなら、1年かけてやりましょう(笑)

最後に、この曲を聴く方々へメッセージをお願いします。
福田:ぜひ北千住駅からこの曲を聞いてください。僕も「スペーシア X」で、鬼怒川方面に行ってみたいです。
アベ:温泉に行きたいよね。僕らの音楽を知らなかった方にも届いて、本当にうれしいです。東武鉄道さんとのご縁をきっかけに、いつか東京スカイツリーでもライブができたらいいですね(笑)
Louis:駅にポスターを掲示していただいたり、映像やCMを流していただいたりとなかなか経験できない機会をいただきました。今回ナチュラグを知ってくださった方にも、、僕たちの音楽を楽しんでいただけたらうれしいです。
花村:今回僕らの初のタイアップで、ファンの方もすごく喜んでくれました。北千住駅で発車メロディを聴いた方に、僕たちがあのメロディを作ったんだと覚えてもらいたいですね。これから応援してくださる方々が誇れるバンドになれるように頑張ります。
*2025年2月の取材より
CM制作のウラ話 令和の東武沿線
時代考証を繰り返し125年以上の歩みを正しく伝える
今回のアニメーションCMは、東武鉄道と沿線の人々の125年以上にわたる歩みを丁寧に描くことから始まりました。明治時代から始まり、昭和初期、戦後の高度成長期、そして平成から令和。膨大な資料から時代を選び、当時の空気を再現するため資料を読み解く必要がありました。
特に苦心したのが、時代考証。たとえば、駅の掲示板、パンタグラフの位置、電線の有無など細部まで注意を払わないと、描くべき時代との整合性を失ってしまいます。もし1つでも見落としや誤りがあれば、作品の信頼性そのものが揺らいでしまいます。実在する資料写真、構内図、車両資料など、膨大な歴史アーカイブを一つずつ照らし合わせ、当時の情景を再現しました。
こうした考証の積み重ねによって、歴史の変遷を確かな根拠をもって見せるCMが完成しました。
時代ごとに
イラストタッチを書き分け
風景の移り変わりを描く
CMでは、東武鉄道沿線の景色を明治・昭和初期・昭和後期・平成・令和で描き分けています。それぞれの時代が持つ空気感を視覚的に表現するため、イラストタッチも大きく変えました。
明治期は、水彩のような柔らかい線で情報の解像度がまだ粗い時代を表現。養蚕業がさかんだったことから作業姿を丁寧に描きました。昭和初期は資料をもとに、和装と洋装が混在する生活感を手書きアニメーションタッチで再現。昭和後期は高度成長期なか続々と建設されていく百貨店や遊園地を、レトロアニメ風の線と色使いで表現しました。令和に近づくにつれ、現代アニメのタッチへと変化させています。
さらに、主人公となる現代のキャラクターは、年齢変化を細やかに設定し、スカイツリー建設(2006)・完成(2012)・スペーシア X運行開始(2023)まで、東武沿線の出来事とともに少女から大人へと成長する人生そのものを表現しています。
変わりゆく景色を
一つの物語として
つなぐためのアニメーション制作
今回のCM制作では、「東武鉄道が沿線の人々と共有してきた景色の変化を、どのように一つの物語にまとめるか」という点が重要でした。明治の養蚕風景や、当時の車両のにぎわいなど、資料では残らない当時の空気を描きたい。そこで辿り着いた手法がアニメーションでした。
制作チームがこだわったのは、各時代の主人公の「瞳」を通じて時代を転換させる演出です。スカイツリーから見える東京の眺望、桑畑を抜けて走るSLの姿、旅の途中で見た日光の景色、通勤の車両から眺める町並み。それらを見つめる瞳の表情で、鉄道がもたらした新しい景色に心を動かされる、まさにその瞬間を描いています。瞳をブリッジにして時代をつなぐことで、東武鉄道と沿線の人々が歩んできた125年以上の時間を、一つの物語としてまとめています。































