新・駅前そぞろ歩記

初秋の風が運んでくる ジューシーフルーツの香り
高柳・六実(たかやなぎ・むつみ)

東武アーバンパークラインの高柳駅、六実駅はふだんは通勤・通学の人たちが利用する駅ですが、初秋になると観光客で活気づきます。その理由は梨。この近辺は昔から果樹栽培が盛んで、とくにさまざまな品種の梨が栽培され、観光農園や直売所が人気を集めているのです。実りの秋は電車に乗ってジューシーなフルーツ探しに行こう! ちなみに逆井駅・高柳駅・六実駅間では現在、平成31年度末の完成を目指して複線化工事を進めています。

高柳・六実(たかやなぎ・むつみ)
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高柳・六実(たかやなぎ・むつみ)
駅から徒歩10分以内で 梨もぎ体験を楽しむ

高柳と六実の2駅間の沿線は鎌ケ谷市、松戸市、柏市の市境が入り組んでいますが、3市ともに果樹栽培が盛んで、特に松戸市は梨の品種の一つである「二十世紀」発祥の地として知られています。明治21年にこの地で発見された新種の苗に改良を加え、二十世紀を代表する品種になってほしい、との期待をこめて「二十世紀」と命名されました。その後は三水とよばれる「幸水」「新水」「豊水」の普及も進み、梨栽培はすっかりこの地域(鎌ケ谷市、松戸市、柏市)のふるさと産品になったのです。 観光農園では、8月中旬から10月中旬にかけてさまざまな品種のジューシーな梨を味わうことができます。8月の幸水から始まって、9月には豊水や二十世紀、その後、かおり、あきづき、新高(にいたか)などの品種が収穫されます。最近人気の「かおり」は、梨には珍しく甘い芳香がある希少価値の高い品種です。

この地域には梨の直売をしているだけでなく、収穫体験ができる農園もありますし、なかにはブドウやプルーンなどを栽培している農園も。栗拾いやキウイ狩りを楽しめる農園だってあります。 ちなみに、駅から徒歩10 分以内で行ける観光農園・直売所は、高柳駅側には約10軒(梨もぎは1軒)、六実駅側には5軒(梨もぎは4軒)ほどあります。果汁たっぷりの梨は暑い日の水分補給にぴったりです。また夏バテなどの疲労回復にも効果があるといわれています。生食以外に、ケーキやジャム、焼肉用のタレに入れても美味しくいただけます。もぎたての梨をいろいろと楽しみましょう。

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高柳・六実(たかやなぎ・むつみ)
首都圏唯一の 空中ブランコを体験する

高柳駅の近くに昨年、とてもユニークな施設がオープンしました。それは空中ブランコが体験・練習できる首都圏で唯一の施設「トラピーズヒーローズ」。サーカスの花形である空中ブランコに、だれでも(6歳以上)乗ることができるのです。ブランコの下には安全ネットが設けられ、命綱を着用するので安全。トレーナーがその人の能力や上達度に応じた指導をしてくれます。地上では鍛えられない部分の筋肉を強化でき、エクササイズやトレーニングにも対応。何よりも眼下に広がる大地を眺めながら空を舞う爽快さは、病みつきになりそうです。

高柳駅から六実駅まで、線路の西側を散策してみました。この地域は明治の初めに開墾された開拓地ですが、江戸時代は幕府直轄の軍馬を飼育するための放牧場「小金牧(こがねまき)」が広がっていました。その名残りのひとつが、松戸市クリーンセンター裏手の「高柳新田野馬除(のまよけ)緑地」。木々の中に延びた遊歩道の片側が土手になっていますが、これが放牧されていた野馬が牧の外に出ることを防いだ野馬除土手の名残りなのです。遊歩道の奥にある壁面には、のびやかな馬を描いたレリーフが続いています。また松戸市「くすのき通り」にも野馬除土手があり、牧に入るための木戸の跡地も残っています。

松戸市には桜並木がたくさんありますが、六高台から六実駅に向かってまっすぐ延びる「さくら通り」には、広い道路の中央にグリーンベルトがあり、開放感あふれる散策路となっています。

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高柳・六実MAP
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