新・駅前そぞろ歩記

浅草~とうきょうスカイツリー
浅草~とうきょうスカイツリー

浅草と東京スカイツリータウンこの2つの人気観光エリアは近いようでいながら、隅田川によって隔てられています。そんな両エリアを最短でつなぐ架け橋が、今年6月に開通した歩道橋「すみだリバーウォーク」です。さらにこの橋とつながるのは、浅草駅~とうきょうスカイツリー駅間の鉄道高架下を利用した複合商業施設「東京ミズマチ」。東武スカイツリーラインの線路に沿って楽しく歩く新たな水辺空間が誕生したのです。

浅草~とうきょうスカイツリー
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浅草を訪れたなら、まずは浅草寺へ。雷門、仲見世商店街などが昔からの浅草の風情をいまに伝えています。一方、秋には浅草駅前に浅草東武ホテルが開業(10月8日)するなど新しいスポットも。そんな浅草の街を楽しんだ後は、そのまま東京スカイツリータウン®へ。二つのエリアをつなぐ「すみだリバーウォーク」を歩いて隅田川を渡ります。

浅草駅を出発した電車はすぐに隅田川橋梁を渡りますが、すみだリバーウォークは隅田川橋梁の下流側に添架された全長約160mの歩道橋。鉄道橋に歩道橋を添架するというのは国内でも非常に珍しく、歩いて隅田川を渡りながら電車が通過する様子を間近に見られるのが醍醐味。電車はゆっくりと隅田川を渡ります。そのゆったりとしたカタンカタンという音は耳当たりがよく、歩いている人に寄り添って電車も歩いている感じ。

歩道橋内には隅田川の水面が見られるガラス床があり、運がよければ真下を通る船を覗くことができます。また東京スカイツリー公式キャラクター「ソラカラちゃん」が隠れているという仕掛けもあり。プロポーズにふさわしいロマンチックなスポットとして「恋人の聖地」に認定されています。

このほか、すみだリバーウォークの開通に際して、既存の鉄道橋のカラーデザインが東京スカイツリーの「スカイツリーホワイト」を基調とした色に変更されました。ライトアップ時には、東京スカイツリーとともに美しいイルミネーションを見せてくれます。

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浅草~とうきょうスカイツリー
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さて、隅田川を渡った電車はとうきょうスカイツリー駅に向かって高架を走りますが、その高架下には新たな複合商業施設「東京ミズマチ」がオープン。そこには日本初上陸のカフェや海外のライフスタイルショップ、コミュニティ型ホステルなどバラエティ豊かな14 施設が並び、国内外からの旅行者と地域の人たちが集って楽しめるコミュニティスポットです。

東京ミズマチ・ウエストゾーンの北側には歩行者優先のコミュニティ道路を挟んで水戸藩下屋敷跡に造られた隅田公園が広がります。園内には誰もが心地よく過ごせる開放的な芝生の「そよ風ひろば」が誕生しました。南側には江戸時代に舟運で栄えた北十間川(きたじっけんがわ)。その水辺を楽しめる親水テラスが整備されています。夜は街灯に照らされて、ロマンチックな風情に。東京ミズマチを軽やかに歩いていけば、その先には東京スカイツリーの足元に「東京ソラマチR」が待っています。

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