新・駅前そぞろ歩記

東武日光
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鬼怒川線下今市駅~鬼怒川温泉駅間でSL大樹を運行していますが、この秋からは新たに東武日光駅を発着するSL大樹「ふたら」が乗り入れを開始します。日光エリアへの観光がますます楽しくなります。そして日光は日本有数の紅葉スポットです。日光市街から奥日光まで広い面積と標高差がある日光では、紅葉も広範囲で楽しめます。

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日光の紅葉の見ごろは、標高約600mの二社一寺周辺は11月上旬~中旬、いろは坂を上って標高1300~1500mの奥日光では10月中旬~下旬が目安です。

駅前から日光街道を上がっていくと、二社一寺の入口に架かる神橋(しんきょう)。ここから紅葉スポットの始まりです。大谷(だいや)川の渓谷を彩る紅葉を背景に、神橋の欄干の朱色が鮮やかに映えます。

神橋を過ぎると日光東照宮など世界遺産となった二社一寺。それぞれ歴史的な建造物が紅葉で彩られ、奥深い雰囲気に包まれます。二社一寺への参拝の基点である西参道入口には、今年オープンした「西参道茶屋」。気軽に立ち寄れる憩いの場となる木造平屋の4店舗区画で、地元の食材を使ったテイクアウトメニューやスイーツなどを提供。いかにも参道の茶屋の雰囲気を醸す新スポットです。

さて次は、日光市街と奥日光を結ぶ「いろは坂」へ。バスの車窓を流れゆく紅葉の景色を存分に堪能できます。標高差が440mもあり、色づき具合の変化も観察できます。また途中の明智平からは、雄大な男体山を一望できます。

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いろは坂を上り切ると中禅寺湖東岸。今夏の開業で話題を集めているのが、世界ブランドのリゾートホテル「ザ・リッツ・カールトン日光」です。デザインコンセプトは「奥日光の自然と調和する邸宅」。西洋と日本の建築デザインが融合し、洗練され、エレガントな佇まいになっています。またダイニングでは栃木の味覚を味わい尽くす贅沢な料理の数々。ランチ利用にも対応しています。

草紅葉の名所として知られる小田代原(おだしろがはら)へは、赤沼車庫から低公害バスに乗り換えて12分で到着。周囲約3㎞の湿原は希少な高山植物の宝庫でもあります。大自然の中で鳥の声が耳に心地良く、黄金に輝く草紅葉(くさもみじ)は、神秘的な美しさです。

さて、中禅寺湖方面へ戻る途中に、もう一つの紅葉スポット、竜頭(りゅうず)ノ滝があります。彩り豊かに染まった木々が、二股の滝を包み込むさまは、華厳(けごん)ノ滝とはひと味違った美しさ。

そして、奥日光のシンボルと言うべき中禅寺湖。どこから眺めても神秘的な湖面と紅葉のコントラストが絶妙です。遊覧船に乗って湖面に映る紅葉を眺めるのもおすすめ。また男体山の「全山紅葉」と称される、紅や黄に染まった姿は息を呑むほどの美しさ。湖畔に建つ日光二荒山神社中宮祠(ふたらさんじんじゃちゅうぐうし)は、男体山への参拝登山口でもあります。

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