新・駅前そぞろ歩記

東武動物公園
東武動物公園

東武動物公園駅が誕生したのは1981年。かつては東武鉄道の車両工場があり、たくさんの車両の修理や検査が行われていた杉戸駅でしたが、東武動物公園の開園に合わせて駅名を改称しました。それから40年。東武動物公園駅西口に、駅前の風景を一変する新たな商業施設がオープンしました。そして駅と同じく開園40周年を迎えた東武動物公園。さらに、自然豊かな農業公園「新しい村」も今年で開園20周年です。

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東武動物公園
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電車を降りて跨線橋(こせんきょう)から西口を見下ろすと、平屋建ての大きな施設が広がっています。屋根一面にはソーラーパネル。この太陽光発電で、施設で使う電力の1/3を賄(まかな)うそうです。

今年の9月にオープンしたのは、生鮮食品を中心に新鮮で安全な商品を提供している「東武ストア」と、衣料から家具まで素材や機能性にこだわった商品を提供する「無印良品」。両店の連携で地域の人たちの衣食住を支えるのです。東武ストアでは地域の隅々まで商品を届ける移動スーパー「とくし丸」を運行。無印良品には地域の魅力を発信する「まちの案内所」など学びや体験スペースがあります。そして建物正面に広がるのは、芝生の「みんなの広場」。くつろいだり遊んだり、ピクニック気分で食事したり、自由に利用できます。駅前の新しい顔──ここから出会いや交流が生まれ、賑わいが広がっていくのが楽しみです。

東武動物公園の東口ゲートから徒歩1分。今年で開園20周年の「新しい村」は、農業の新たな取り組みとして宮代(みやしろ)町が開設した農業体験と農産物販売の施設。20年の時をかけて、自然に親しみ農業を楽しみ、恵みを味わう農のコミュニティパークへと発展しました。

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東武動物公園
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新しい村のシンボルといえる施設は「森の市場 結(ゆい)」。地元で朝採りした新鮮野菜や旬の農産物を使ったパン、惣菜、弁当などを販売しています。また「森のカフェ」では季節のドリンクやピザ、ランチ、スイーツなど四季折々のメニューが味わえます。園内には農業体験用の畑地が広がり、ハーブガーデンでは散策しながら色々な香りを楽しめます。

そして、新しい村のすぐ近くには東武動物公園。約120種・1200頭の動物たちが飼育され、動物とのふれあい体験もできます。ちなみに開園40周年を迎えた園に、開園当初からいるのは、アフリカゾウのアイ&キョウコ。また、遊園地には30種のアトラクションが揃っています。その東武動物公園がいま、TVアニメ「進撃の巨人」とのコラボイベントを開催中(12/31まで)。園内中央には描き下ろされた、登場人物たちのイラストの等身大パネルを展示。動物パーカーを着たオリジナルちびキャラのパネルも、パーカーの動物に合わせて各動物舎に展示されています。グッズ付きコラボ入場券、パネルのイラストを使用したオリジナルグッズ、テイクアウトタイプのコラボフードなども園内で販売。さらに、期間中はキャラクターの声による園内アナウンスを放送!
ファンには必聴です。

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