次のおでかけのためになるヒントを集めてみました。

Tips for Railway Trip

清水公園駅東口から見えるほどの駅前に、2022年4月にオープンしたばかりの「結〜musb cafe~」。もちろん誰でも利用できるカフェですが、テーマがちょっとユニークです。それは、しみず空と杜の保育園&病児保育施設に併設され、園の給食が日替わりランチで食べられること。園の運営にも携わる矢部さんと長嶋さん、カフェ店長の宮﨑さんにその理由を伺いました。

「社会福祉法人すくすくどろんこの会が運営する施設で多くの方にお話を聞くうちに、幼児期の食事について悩んでいる方が多いことに気づいたのです。そんな時に出会ったのが、オーソモレキュラー栄養療法というメソッド。難しく聞こえるかもしれませんが、考え方はシンプルで、栄養で全身の細胞ひとつひとつを元気にしていく”というもの。栄養バランスの取れた食を通じて、本来の健康を取り戻すことをめざしています。この考え方を園の給食にも取り入れて、広く知ってもらいたいとカフェも併設したのです」

ランチメニューを見ると、不足しがちな野菜はもちろん、タンパク質がしっかりと摂れる料理が並びます。ハンバーグはレバー入り、カレーはDHAやカルシウムたっぷりのサバ入りと、管理栄養士が監修した栄養バランスのいい品々が目を引きます。

「小さなお子さんを育てながら働いている方も多く、時間に追われています。すると、ぱっと食べさせられるパンやご飯など、どうしても炭水化物中心の食事になってしまう傾向がみられます。私たちのカフェで不足した栄養を補っていただきつつ、こうした食材を容易に、そしておいしく料理できることを知ってもらいたいのです」

2022年7月現在は毎月数回の頻度ですが、管理栄養士による食育のワークショップも開催。公式インスタグラムで情報を発信しています。

古くから❝醤油の町❞としてその名が知られる千葉県野田市。南北に細長いこの町の西端近くにあるのが、東武アーバンパークラインの清水公園駅。東口駅前に、社会福祉法人すくすくどろんこの会が運営する「結~musb cafe~」がオープンしました。都心などへ通勤する人々のベッドタウンとして住宅街が広がっていますが、週末になると、町を行き交う人の姿が一変します。

週末におでかけする人々のお目当ては、28万㎡にわたって広がる「清水公園」。日本最大級のフィールドアスレチックをはじめ、園内は遊具やポニー牧場などのレジャー施設が充実。桜やツツジなどの花の名所としても名高く、自然に抱かれながら休日を過ごすことができる人気スポットです。

周辺に暮らす店長の宮﨑さんは、「清水公園がある西口側に比べて、東口側はお店も少なく自然豊か。駅前であっても、のんびりと過ごすことができます」と話してくれました。

清水公園もこちらのカフェも駅から徒歩圏内。渋滞知らずの電車で訪れてはいかがでしょう。

お話を伺った3人。管理栄養士が栄養バランスを図って考えた料理を、お客様も満足できるメニューへ仕上げるために試行錯誤を繰り返したといいます

ワークショップは店内で気さくな雰囲気で開催

ドリンクメニューは350円~

おすすめの日替わり給食800円。ほか季節のキッシュ800円も人気

キッズスペースもある店内

園内の木々が色づいた、秋の清水公園の園内。見ごろは例年11月中旬から12月上旬ごろ。10月には、真っ赤に紅葉したコキア畑も見られます

結〜musb cafe~

[むすぶ ムスブカフェ]

  • 04-7128-9355
  • 10:00~17:00(ランチは11:00~15:00)
  • 月曜
  • 千葉県野田市清水公園東2-2-1
  • 東武アーバンパークライン清水公園駅からすぐ

いつ訪れても新店がオープンしていたり、楽しいイベントが開催されていたり――。

東京スカイツリータウンの最新情報をお届けします。

●10周年記念企画が続々と開催!

2022年5月22日に開業10周年を迎えた東京スカイツリータウン®。10周年を楽しめる多彩なイベントを用意していますので、詳細をチェックしてみてください。
詳しくはこちら

●秋の鉄板グルメフェス

9月22~25日:東京スカイツリータウン開業10周年を記念して、人気の鉄板グルメが東京スカイツリー®の足元にある広場「スカイアリーナ」に大集結! 大人から子どもまで、アツアツの鉄板で作り上げた”じゅう(10)じゅう(10)”グルメを楽しむことができます。

●東京ミズマチ®に「沿線食堂」オープン

2022年6月18日に開業2周年を迎えた東京ミズマチR。この2周年を記念して、東武鉄道沿線の地元に愛されるソウルフードが一堂に楽しめる「沿線食堂」がオープン。「肉のエアーズロック」といわれる大迫力のポークステーキや老舗のうどん店が手掛ける幅広な麺が特徴の郷土料理「ひもかわうどん」など、下町にいながら沿線のご当地グルメを楽しむことができます。
※メニューは一例です。詳細は店舗にお問合せください。

  • ■モホーク(埼玉・春日部)

    2021年にオープンした話題の肉バルのお店。100%ポークを使用したハンバーグやトロットロのオムライスが看板メニューです。

  • ■東武らーめん店(埼玉・春日部)

    春日部駅構内にある、昔ながらの懐かしい味で人気のラーメン店。コロッケや天ぷらなど一風変わったトッピングもあり根強いファンが多いです。

  • ■幅広ひもかわふる川(群馬・新桐生)

    創業50年の老舗うどん店が手掛ける幅広な麺が特徴のひもかわうどん。歯ごたえしっかり、モチモチの食感とツルツルの喉越しが自慢のうどんです。

  • ■安国屋(栃木・日光)

    肉のエアーズロックと呼ばれる、超分厚いポークステーキが有名な日光にある定食屋。写真のジャンボポークステーキは、前日までに予約が必須です。

※そのほか、東京スカイツリータウン内ですみっコぐらしのイベントも開催予定

東武線沿線のなかでも屈指の観光地として賑わう日光。そのハイライトが「日光東照宮」ではないでしょうか。陽明門や三猿の修復が終わり、建造当時のきらびやかな姿を見られるようになりました。

その姿を前にすると、黄金色の細工や極彩色の装飾を引き立てるように、純白に染められた彫刻などが目に飛び込んできます。もっとも精巧な純白の彫刻が施されているのは、名にし負う陽明門の先、拝殿の前にそびえる唐門。この純白は、古く中国から伝えられた「胡粉」と呼ばれる顔料によるもの。貝殻から作られています。

日を浴びればまばゆいほどに輝き、夜も内包した日を放つかのようにわずかに白く浮かび上がり、東照宮の神々しさを引き立てる胡粉の純白。修復を終えたばかりの今こそ、もっとも見ごたえのある姿といえそうです。

愛称が「スペーシア X」に決定した2023年7月15日デビュー予定の新型特急の外装は、そんな日光東照宮の胡粉を模したような白色をまといます。

  • 1.日本の代表的な神社建築様式である「権現造」の特徴を見ることができる唐門。寛永13(1636)年に造営されました
  • 2.日光東照宮の見どころの一つである三猿にも、顔から腹部にかけてなど、純白の胡粉塗りを見ることができます
  • 3.唐破風の屋根の唐門

東武日光線東武日光駅

日光東照宮

[にっこうとうしょうぐう]

  • 0288-54-0560
  • 9:00~16:30(閉館17:00)、11月~翌3月は~15:30(閉館16:00)
  • 無休
  • 大人1300円、小・中学生450円(宝物館とのセット券あり)
  • 栃木県日光市山内2301
  • 東武日光線東武日光駅から世界遺産めぐりバスで9分、表参道下車すぐ

あわせてこちらもチェック!

東武鉄道特急 スペーシア X 2023 DEBUT

四季折々の草花を楽しめる市立公園では例年、10月上旬ごろに開花して10月中旬に見ごろを迎える、2.2haもの色とりどりのコスモスが開花。シンボルの風車とセットになった美景が眺められます。

  • 04-7133-8877
  • 9:00 ~17:00
  • 千葉県柏市布施2005-2
  • 東武アーバンパークライン柏駅から三井団地または布施弁天行きで土谷津入口下車、徒歩8分

人と人をつなぐ本格シンガポール料理店

小さなマーライオンという店名のとおり、18席ほどの小ぢんまりとした店内で、現地で食事をした気分になれるのがこちらのお店。シンガポール出身のオーナー・マークさんは、かつて西新井にあったホステルに勤務。コロナによる閉業後、「人と人をつなぐ場所を」というコンセプトを引き継ぎ、同僚とともにオープンした地域交流型カフェです。

妻であるメリッサさんが家庭の味を再現したというシンガポール料理をスタッフが提供。ヘルシーに楽しめるよう、すべてのメニューが家畜などの肉を使わないペスカトリアン料理です。シンガポールは中華系、マレー系、インド系を中心とした多民族国家。文化が融合し、中華系の男性とマレー系の女性によって15世紀ごろから生まれたプラナカン(ババ・ニョニャ)料理が有名です。

国民食である麺料理のラクサもその一つ。こちらでは、スープにエビの出汁とココナッツミルクを使うカトン風ラクサが味わえます。ひと口食べて「コクがありながらも、しっかりスパイシー!」と感じましたが、マークさんによると、実は本場ではもっと辛いのだそう。より本格的に味わいたいなら辛味の自家製サンバルソースに変更もできます。

プレミアムラクサ 1700円

食感が楽しいように、麺は太麺と細麵入り。具だくさんのプレミアムのほかに、ベジタブルとエビの全3種類から選べます

ナシレマク 1200円

ココナッツミルクやハーブなどで炊いたお米とサンバルソースをメインに、キュウリや玉子などのおかずが付く家庭料理

ミロダイナソー 680円

こぼれんばかりのココア味の粉末「MILO」がのった、現地の方にも大人気の国民的ドリンク。日本で飲めるのは珍しいです

自家製クッキー 300円

ピーナッツやココナッツ、セサミ味のひと口サイズの自家製クッキー。テイクアウトもできます。

シンガポールをさくっとご紹介!

マレー半島の最南端にある都市国家。国土面積約720㎢、東京23区と同じくらいの大きさながら、
中華系、マレー系、インド系の文化が融合しています。エンターテインメント性の高いマリーナベイなど観光に人気。

  • 今号のお店
  • LITTLE MERLION[リトルマーライオン]
  • 03-6822-7669
  • 金曜11:00~15:00(LO14:30)、土・日曜11:00~22:30(LO21:00、詳細はSNSで確認) ※以外の曜日はフードトラックやイベントで営業
  • 月・火曜
  • 東京都足立区西新井栄町2-8-3
  • 東武スカイツリーライン西新井駅から徒歩すぐ

週末さんぽにぴったりな商店街をお届けする企画。
食べ歩きやカフェめぐりを楽しんでみてください。

vol.02/春日部駅イーストエリア

宿場町風情が薫る町に気鋭の店が次々と

春日部駅東口と旧日光街道の間に広がる駅前エリアを今回はピックアップ。かつての粕壁宿とあって、歴史的な建物も点在しています。

a

お茶とパンの店 téPle
[おちゃとパンのみせテプレ]

老舗茶舗が新しいお茶+αの世界を
自家製パンとともに広める

東口駅前にある「お茶のおづつみ園」が2021年4月にオープン。北海道産小麦や沖縄の塩など素材にこだわった自家製パンは、小ぶりな丸パンに多彩な具をサンドしたコッペパンと、数量限定でヘルシー志向の食パンがメイン。写真はおかず&サラダ&おやつのおすすめ3種。冷たいドリンクはSNS映えするパック入り!

  • 080-4637-6610
  • 9:00~16:00(売り切れ次第終了)
  • 木・金曜
  • 埼玉県春日部市粕壁2-1-19-1

b

Bon Vivre
[ボンビブレ]

オーナーの遊び心に誰もがファンになる
手作り玩具や雑貨を集めた店内へ

オーダー家具の名工として人気を誇った鈴木規之さんの工房兼ショップ。現在は家具を製造しながら、手作りのユニークな玩具や生活雑貨なども手がけています。商品は鈴木さんの思い付きで生まれるため、何があるかはお店を訪れてのお楽しみ。不定期営業なので、事前に電話をして確認を。サイズ指定OKなキャビネットやテーブルのオーダーは現在、送料無料のキャンペーン中。

  • 090-3219-6924
  • 不定期営業(事前に要問い合わせ)
  • 埼玉県春日部市粕壁2-6-28

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玄杜亭
[くろもりてい]

希少なオーガニックそばを
おしゃれな空間で味わえる

同じ埼玉県上尾から移転しておよそ2年。ランチタイムは売り切れることも多いそばの人気店です。使われるそばは、群馬県赤城で栽培された無農薬そば。寒暖差が大きく、夏も涼しい環境で育ったそばは風味豊かな逸品。生産量が限られている貴重なそばです。ランチのおすすめは、写真の天丼とそばのセット1500円。

  • 048-878-9778
  • 11:30~14:00(LO13:30)、18:00~22:00(最終入店20:30、LO21:00)
  • 日・月曜、火曜の夜
  • 埼玉県春日部市粕壁東1-1-14 田口ビル1F

d

5 夜の珈琲屋
[ファイブよるのこーひーや]

夕方からコーヒーを楽しむカフェで
南国の風を感じて―

奇数月の土~月曜のみ営業し、さらに16時から開店するというユニークなスタイルのカフェ。与論島や東南アジアを愛するオーナーが、5ジャンルのドリンクと焼き菓子などを提供しています。おすすめのジャンルのコーヒーは、深入り、季節など4種類が770円、アロマ効果もある月桃のコーヒーなど2種類が880円。日替わりのスコーン280円も人気です。

  • 非公開
  • 16:00~20:00
  • 奇数月の土~月曜のみ営業(公式SNSで要確認)
  • 埼玉県春日部市粕壁東1-2-13 1F

e

BORDER CAFE
[ボーダーカフェ]

東口エリア随一のおしゃれカフェはスイスの味を再現したパンが人気

北欧家具が置かれ、店内のハート模様が写真映えすると話題のカフェ。世界のクラフトビールや多彩なフードメニューがそろうなか、ヨーロッパの味わいそのままのパンが評判です。スイスから直輸入した生地を店内で焼き上げるスタイルで、香り高いプレッツェルやバターが香るクロワッサンなどがおすすめです。

  • 048-872-6685
  • 10:00~22:00
  • 月曜
  • 埼玉県春日部市粕壁東1-4-1

f

tablier
[タブリエ]

手作りシャルキュトリーと
ナチュールワインが絶品

路地にたたずむ隠れ家のようなビストロ。フランス家庭料理やナチュールワインをメインに、オーナー手作りの品々が楽しめます。フードのイチオシは、食肉を加工する料理シャルキュトリーの盛り合わせ1人前1500円~(写真)。鶏のレバームースや豚もも肉のハムなど、すべて手作りです。グラスワインは750円~。

  • 048-812-8225
  • 17:00~23:00(LO22:00)
  • 月曜(臨時休あり)
  • 埼玉県春日部市粕壁東1-5-8

クーポンのご使用方法

左の「MeMOt COUPON」マークがついたお店では、クーポンが使えます。
スマートフォンでクーポンマークをタップし、対象のお店でご提示ください。

Present | プレゼント

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アンケートに答えていただいた方の中から抽選で豪華景品をプレゼント!
今号の景品は、「結〜musb cafe~」のランチ+ドリンク+デザートセット!

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