BUSINESS:事業を知る

鉄道輸送サービス

関東の私鉄では最大の規模を誇る
東武鉄道の基幹事業

東武鉄道の基幹事業である鉄道事業。鉄道路線網は、東京、千葉、埼玉、栃木、群馬の1都 4県にわたり、営業キロは 463.3km と関東の私鉄では最大の規模を誇っています。日々の通勤や通学、あるいは観光の足としての使命を全うすべく、輸送サービスの利便性向上を絶えず追求しています。

TOPICS

  • 輸送計画
  • 車 両
  • 電 気
  • 土木・建築

TOPICS.1

輸送計画

多様なニーズに応える
輸送計画

人々の暮らしに欠かせない鉄道をさらに高度に発展させていくために、東武鉄道はさまざまな輸送改善計画を推進しています。関東でいち早く対応した複々線化や相互直通運転はその一例。また、お客さまに快適にご利用いただくために、列車の種別に応じ座席を転換できる車両を他社に先駆けて導入し、中長距離通勤のお客さまのニーズに応え、スピーディーで快適な座席指定制列車“TJライナー”や、日比谷線直通列車における有料着席サービス列車”THライナー”を運行するなど、新しい輸送サービスの提供にも果敢に取り組んでいます。

観光ビジネスの
旅客輸送を充実

特急列車による観光やビジネスの旅客輸送を充実させていることも東武鉄道の大きな特徴のひとつ。2017年度には、新型特急リバティを導入し、列車を途中駅において併分割することにより、お客さまのニーズに合わせて、目的地までシームレスにご移動いただくことが可能となり、お客さまの利便性、快適性を向上させています。
さらに2023年には、新型のフラッグシップ特急を導入し、観光需要の喚起とカーボンニュートラルな運行を牽引します。

ドライバレス運転の
実現に挑戦

少子高齢化や働き方改革などにより社会環境が変化する状況においても、効率的でサステナブルな鉄道経営を維持し、より安全でかつ利便性の高い輸送サービスの実現を目指し、ドライバレス運転導入の検討、開発を行っています。すでに試験車両による前方支障物検知システムの検証試験を、2021年9・10月の日中時間帯、また2022年2月の夜間時間帯に明るさの条件を変えて実施しました。2022年度には前方支障物検知システムを仮設搭載し、営業運転車両で検証試験を実施します。

フードロス削減を実現
「TABETEレスキュー直売所」

東松山市近隣の直売所で売れ残った農産物を、鉄道輸送や駅のイベントスペースなど鉄道のアセットを活用し、同日夕方に都心駅(池袋)で販売。農産物ロスの削減を実現しました。
この取り組みは、株式会社コークッキング、東松山市、JA 埼玉中央、大東文化大学の産官学が連携して運用しています。実証実験からスタートし、本格運用にまでたどり着きました。

TOPICS.2

車 両

私鉄No.1の
通勤環境、観光輸送への進化

お客さまを輸送する車両は、私たちが鉄道事業を営む上で不可欠なもの。常に最高の状態に維持し、利便性と快適性を向上することが求められます。また総営業距離同様、保有する車両の両数と種類も関東私鉄では最多。 最近では、シームレスな輸送を実現するために、併分割可能な特急車両リバティやグッドデザイン賞を受賞した環境配慮型の70000系新型車両を導入し、使用電力量の削減を実現しています。

車上データ有効活用システム
「Remote」を本格導入

走行中の車両の乗車率・車内温度・運転速度・消費電力・機器状態などの車上データを、ダイヤの最適化、省エネ運転の推進、状態基準保全(CBM)などに有効活用するシステム「Remote」の本格運用を開始しました。鉄道車両においてもDXを推進し、さらなるデータの有効活用を図り、お客さまに安全安心で持続可能な鉄道輸送サービスを提供していきます。

TOPICS.3

電 気

鉄道事業の生命線を握り
安全で安心できる環境を守り続ける

東武鉄道では、お客さまに安全で安心できる環境を提供し続けるため、信号設備の改良(ATCの導入)、信号や列車の進路を遠隔集中制御する運行管理システムの導入、踏切設備の安全性向上(レーダー式踏切支障報知装置の更新)など、最新の技術を積極的に導入し、安全対策を講じ続けています。

駅のホームドア設置を促進
お客さまを第一に考え設備投資を続ける

電力を有効活用し、省エネルギー化を図るため回生電力貯蔵装置を導入したり、すべてのお客さまが安心して利用できる環境づくりを目指して、複数の駅でホームドア設置を進めています。また「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用することによりホームドアの整備の推進を加速化させています。
これからも、お客さまのことを第一に考え、社会環境の変化を常に捉えて、新たな設備投資を続けていきます。

TOPICS.4

土木・建築

誰もが快適に過ごせる
駅づくり

地域の“顔”であり、まちの“玄関口”である駅を、より便利で快適にご利用いただけるよう、駅舎のリニューアル工事を推進しています。

総合的なまちづくりによって
輸送サービスを向上していく

分断された周辺市街地を安全・安心・スムーズに行き来できるようにするとともに、高架下空間の活用などにより都市の活性化や発展に寄与することを目的に、現在、沿線5か所において鉄道の立体化を推進しています。東武スカイツリーラインのとうきょうスカイツリー駅付近では、踏切の廃止とともに、エリア全体の高架化を進めています。

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