STAFF VOICE
01
KUNISAKI RYOHEI

私たちが受け継ぐのは
人の「くらし」「未来」「夢」を支える技術。
託された信頼に応えるため
最前線で鉄道の根幹を支えています。

國崎 遼平

線路保全部
工学部土木工学科卒
2013年入社

鉄道へのあこがれ、
将来は開かれたフィールドへ

原野に鉄道が走り、駅を中心に街ができて人々の生活が生まれる。そんなふうに、社会は鉄道からつくられていくことに魅力を感じ、私もその一員として公共性の高い仕事に就きたいと考えていました。この会社を選んだのは、東武鉄道が関東私鉄最長の路線延長を持っていること。それが広い地域での公共性につながり、自分もそれだけ広いエリアで活躍できるからです。そしてもう一つの理由は、試験に合格すれば東武鉄道に入社できるという開かれた制度に惹かれました。ミリ単位の作業で列車の乗り心地が変わる保線の仕事に魅力を感じながら、一方で将来的には保線の知識と技術を生かして幅広い仕事がしたいとも思っていました。若いときに専門性を磨き、将来的にはその経験を活かして東武鉄道の幅広いフィールドで活躍できる、そうした進路が可能となる東武鉄道への入社制度に魅力を感じたのが決め手となりました。

保線という仕事
そして次のステップへ

保線の仕事、それは安全安心が当たり前。線路の故障が原因で列車を止めることはできません。そのために、日夜線路の点検と補修を繰り返しています。1日13km。これは線路の点検をするために私たちが歩く距離です。歩きながらレールが摩耗していないか、線路が歪んでいないか、ボルトは折れていないかなど、虫の目をもって線路の状態を確認します。どんなに些細な異変も見逃すことのないよう、神経を研ぎ澄まし常に疑問をもって点検します。入社から3年間、川越軌道区森林公園支区で私はそうした業務に就いてきました。一見地味な仕事でお客様と直接関わることはなく、「ありがとう」「おつかれさま」などの言葉を頂くこともありません。でも、最前線で鉄道の根幹を支えているというプライドが全ての苦労を癒してくれます。その後に東武鉄道へ出向となり、川越工務施設管理所でロングレール更換や枕木更換などの工事を担当していました。1本が25メートルのレールを何本も溶接し、数百メートルにもなるロングレールの更換は、大勢の作業員が息を合わせ、夜を徹して行われます。お客様は夜間にそんな大仕事をしたことなど知りません。お客様の見えないところで安全、安心、快適を支えるために汗を流すことが私たちの使命なのです。

ベテランから学び後輩へ繋ぐ
その責任を感じながら

現在、私は東武エンジニアリングの本社に勤務し、若手社員の技術力向上や知識習得のための教育計画策定に携わっています。時には私が講師として直接教えることもあります。私自身、まだまだ若手だと思っていたのですが、いつの間にか後輩を育てる立場となっていて、いつまでも先輩に甘えられないと気持ちを引き締めています。それでもまだまだ先輩方から学ぶべきことは多くあり、時間を見つけては話を聞いて何でも吸収するよう心がけています。入社時に希望していた通り、将来は東武鉄道への入社試験を受けて東武鉄道の社員として活躍したいと考えています。保線の現場や教育などの仕事を通じて培った知見を活かした仕事をしていきたいという思いと、大学で学んだ土木工学を活かし実はまったく違うフィールドでの仕事にも挑戦してみたいという気持ちもあったりします。私のチャレンジはまだまだ続いていきます。

MY-ENERGY
私の活力源

オフタイムを一緒に楽しめる仲間がいます

仲間とのオフタイムが、私の大きなエネルギー源です。就業後や休日にはプロ野球観戦、食事に行ったり、お酒を飲んだり、連休には旅行に行くこともあります。リフレッシュできるのはもちろんのこと、大学時代の仲間と会って近況を聞くと自分も頑張らなくてはといい刺激を受けます。職場の仲間と行くこともあり、そんな時は自然と仕事で役に立つ話を聞くこともできます。仕事を離れても一緒に時間を過ごせる仲間がいることに感謝したいですね。

MY-HOLIDAY
休日の過ごし方

学生時代の登山仲間と
北アルプスへ

学生時代は山岳部に所属していました。今でも山登りは大好きで、学生当時の仲間と登っています。さすがに学生時代のようにはいきませんが、奥多摩や丹沢、長期休みには北アルプスに行くこともあります。私にとって登山の魅力はやはり景色と登頂した時の達成感です。頂上からの眺めはいつだって最高です。

TOP