2026.10 No.928 掲載

観て、実践して、
スポーツに親しもう

毎年10月の第2月曜は「スポーツの日」。昭和39(1964)年10月10日に東京オリンピックの開会式が行われたことを記念して、スポーツに親しんで健康な心身を培い、活力ある社会の実現を願って、10月10日を「体育の日」と制定しました。平成12(2000)年からは余暇活動の充実をはかるため連休化され、10月第2月曜日に変更。その後、令和2(2020)年には、現在の名称である「スポーツの日」に改称されました。
ひと口にスポーツといっても種類は多種多様。今回は道具もいらず、一人でも気軽にできる「走るスポーツ」について紹介します。秋冬は各地でマラソン大会が開催され、年明けの駅伝を楽しみにしている人も多いでしょう。ここでは観戦と実践、両方の楽しみ方に触れていきます。

\気分もRunRunランラン♪/

あなたは観る派? 実践派? “走る”スポーツ

観て楽しむ

おもな競技はこちら!

☑ 短距離走

100m・200m・400mの3種目

人類最速を決める100m走はスタートが命。ここがPoint 200mはコーナリングが見ものです。

トラック競技ではハードルやリレーも、アジア大会や世界選手権などで大注目の種目です。

☑ 中距離走

800m・1500mの2種目

スタミナを維持しながらも、ここがPoint ラストスパートの短距離ばりのスピード感が魅力です。

☑ 長距離走

5000m・10000mの2種目

トラック競技では最も長く、ここがPoint 手に汗にぎるドキドキ感も長く続きます。戦略や駆け引きにも注目です。

☑ マラソン

フルマラソン42.195km
ハーフマラソン21.0975km

一般道で実施されるロード競技の代表で、ここがPoint 長時間のレース展開が楽しめます。現地観戦で体感するランナーのスピードは圧巻。

なぜ中途半端な42.195km?

1908年のロンドン五輪で、イギリス王妃が「ゴールは自分たちの観戦席の前にして」と言ったから。

走って楽しむ

ジョギング&ランニングの疑問を解決!

普段のスニーカーはNG?

ランニング専用シューズはソールが厚く衝撃吸収に優れていて安定性があります。軽量で通気性も高いので、疲れにくく快適さも保てます。普通のタウン用スニーカーは足を傷めるリスクが高いのですすめできません。

走るフォームを教えて

体全体を意く前傾させ、着地する足は重心の真下に踏み込みます。するると反発力をもらえて自然に前へ進みます。また、肘を後ろに引くことで、腕と反対の骨や脚が前に出やすくなります。

ジョギングとランニングの違いは?

スピードや距離の違いではなく、息が上がらない程度のゆるい走りが「ジョギング」。それより息が切れる程度に速く走るのが「ランニング」です。

毎日走っているのになぜ痩やせないのか?

減量のために走る場合、ある時期からピタリと体重が落ちなくなるケースがあります。それは同じパターンで走ることに体が慣れてしまい応招数も上がらなくなり、エネルギー消費が減ってしまうからです。

走るのは週3回程度にして他の日は筋トレをするなど、ルーティンをリセットすれば代謝が戻ります。もし毎日走りたい場合、例えば1日30分走っている人は、翌日は15分にしてスピードをアップ。その次の日は45分をゆっくり走るなど、パターンを変化させるとよいでしょう。

足のケガ防止に!
ベッドやソファでものぐさ体操

傾向させ壊なから、ゆっくりと足を上げ下ろしします。足の側側の筋肉「中臀筋ちゅうでんきん」が鍛えられることで、歩行や走行が安定してナガも防ぎます。

かつてはリクルート・ランニングクラブに所属し、名監督の故・小出義雄氏との競技生活を経験。現在はコーチの傍ら、各地のマラソン大会に多数出場。自身が主宰するランニングクラブ「Team HILO!」ではランニングクリニックを開催し、駅伝大会などにも参加。

企画・取材協力:竹内渉(昭文社・まっぷるランニング倶楽部) text:稲元孝子 photo:PIXTA illustration : ラニー・イナモト