WORKS:仕事を知る

社員インタビュー

まちづくり事業

寺﨑 亜衣

人事部(墨田区 産業観光部 観光課 派遣)

2016年入社
教育学部 総合教育科学科 卒

※所属は取材当時の内容です

仕事風景

社外だからこそ見えること、
できるつながりを活かして。
官民の連携を活かし、
持続的なエリア活性化に取り組む。

寺﨑さんの仕事について教えてください

私は派遣先である墨田区役所の産業観光部観光課で、浅草と東京スカイツリーのある押上をつなぐ北十間川エリアの活性化に向けて、隅田公園内の広場や船着場の利活用を促進し、自治体の側面からまちの賑わいを創出する取り組みに携わっています。
東京スカイツリーや両国国技館など、東京有数の観光地を有する墨田区の魅力を対外的にPRするため、墨田区内企業や他区とも連携しながらSNSを含む情報発信を行っています。また、新しい観光スポットのPRだけでなく、曳舟駅近くの向島地区に残る花街文化といった、伝統文化を後世に継承していくための取り組みも行っています。

仕事の魅力を教えてください

墨田区役所に派遣されたのは、私が二人目になります。最初に派遣された方はエリアを作るハードの部分に取り組み、整備が完了したことで次は人の交流をどのように生み出していくのかをソフト面から検討するために、私が観光課に派遣されることになりました。
これまでは浅草とスカイツリーそれぞれに賑わいがあっても、つながりが弱い面がありました。つながりを強化し、エリア間の交流を創出する今の取り組みは、とてもやりがいに溢れています。民間企業と異なり、全体の奉仕者たる公務員として、公共サービスの発展に向けて尽力できる点も魅力です。大切な税金をいかに有効活用するか、短期的な収益だけではなく長期的な目線で「墨田区をよくする」ことに取り組めることも、この仕事の醍醐味だと思っています。

仕事風景

さまざまな経験を経て視野の広がりを実感しているそうですね?

スカイツリーライン営業支社から営業推進課に異動して、限られたエリアの範囲でどれだけ収益を上げられるかに注力していたフェーズから、スカイツリーや鉄道事業以外も含めてどうやって多くの人に来てもらい、選ばれ続けるエリアに育てていくかというフェーズにシフトしたことで視野が広がりました。
その後、経営企画本部に異動したことで鉄道だけでなくステークホルダーを含めて東武グループをどう成長させていくかということに取り組みました。ジョブローテーションを経験するごとにスケールが大きくなり、その度に成長を実感しています。

MY CAREER

MY CAREER

東武鉄道でキャリアを歩む魅力を教えてください

元々いろいろなことをやりたいと思い東武鉄道に入社を決めたため、どんな仕事も興味深く、さまざまな経験を積める今の環境は、とても自分に合っていると感じます。今の仕事も、社内だけではつながれない方とコミュニケーションできて、見ることができなかった視点から、あらためてスカイツリーや東武鉄道のことを見ることができ、すごく良い機会になっています。新しいことが好き、どんな仕事でもワクワクできる、そんな方には最高の環境だと思います。

仕事風景

仕事で得たつながりをどのように活かしていきたいですか?

東武鉄道から派遣されている立場として、これまで培ってきた社内と社外のつながりをどう活用していくのかを模索しています。区役所で経験を積むことで、まちに賑わいを創出していくためには、公共事業という観点だけでなく、一部は民間事業者にも担ってもらう必要があると感じるようになりました。隅田公園の高いポテンシャルをどのように活用できるのか、広く周知しサポートしていくことで、民間事業者も主体となれる交流の場を作りたいと思っています。
そして今後、墨田区が主導するだけではなく、「公共空間を使って何かしたい」という民間事業者の想いに寄り添い、持続的な利活用の土壌を涵養することが、私がこれまでしてきた経験を最大限活かす機会にもなると思っています。

実現に向けてどんなことに注力していますか?

ただ目の前のミッションだけでなく、派遣が終わって東武鉄道に戻ったときに、墨田区と東武鉄道が今以上に連携して浅草・スカイツリーエリアを盛り上げられるように動いています。そのためにも墨田区との連携強化を図り、枠にとらわれない、いろいろなつながりを広げていくことが今の私のミッションだと思っています。そして東武鉄道に戻った際には得たつながりをまちづくりに活かし、沿線の魅力を発信し活性化に取り組み続けていきたいと思っています。

仕事風景

INTERVIEW

TOBU RAILWAY CO.,LTD. | POTENTIAL RECRUITING SITE