WORKS:仕事を知る

社員インタビュー

まちづくり事業

島 宏之

生活サービス創造本部 まちづくり推進統括部

2006年入社
工学研究科 建築学専攻 修了

※所属は取材当時の内容です

仕事風景

生まれ変わる、
池袋西口駅前エリア。
駅や百貨店というまちの顔を、
まちづくりにどう位置づけるか。

池袋西口再開発はどんなプロジェクトですか?

世界有数の乗降者数を誇る池袋。この巨大ターミナル駅の西口を舞台に、今再開発プロジェクトが推し進められています。複数の土地・施設を持つ東武鉄道は、駅ビルの再開発に加え、隣接する再開発準備組合の一員としてプロジェクトに参画しています。当社のほかにも駅前の地権者は100人ほどおり、その他にも設計会社やコンサルティング会社、国・都・区など、極めて多くの関係者がこのプロジェクトに関与していますが、駅や東武百貨店はまちの顔とも呼べるシンボリックな存在であり、東武鉄道にしか提供できない価値が必ずあるはずです。
まちが生まれ変わるのは2030年代。国際競争力のある池袋というまちをどのようにつくっていけるか、そしてそのムーブメントに東武がどのようなプレゼンスを発揮できるか、私たちは大きな命題を背負っていると言えます。

島さんの仕事について教えてください

私が所属している池袋まちづくり推進部には、建築設計の経験がある私に加え、土木、電気、開発、財務などさまざまな分野を経験したメンバーで構成されています。ただし、現在は実際の設計に入る前の段階。まちのゾーニングといった「まちづくり」の知見を生かすだけでなく、コンセプト開発など、これまで経験したことのない仕事にも挑戦しなければなりません。これまで東口エリアに比べて、開発が遅れていた西口エリアを、この再開発を機に大きく変えていく。アートやサブカルチャーといった、若い世代や外国人にも響くテーマを設定したいと奮闘しています。

仕事風景

まちづくりに携わる魅力を教えてください

私は学生時代に建築学を専攻し、そのかたわらで、子どもたちを大学に招くなどまちづくりの活動もしていました。東武鉄道を志望したのも、そうしたバックグラウンドを生かすのに最適な会社だと思ったから。しかし、実際に建築やまちづくりに携わるようになり、学生時代の経験とは比にならないほどのリアリティを感じています。
事業として建築やまちづくりを担っている以上、設計や模型づくりで終わりではない。むしろそこからがスタートで、物理的な建物が建ち、目の前には人々の交流が生まれます。新人時代に、築100年にもなる駅舎の建て替えを担当しましたが、手書で図面を書き、夜中の工事に立ち会いもしました。つくった後には鉄道に乗る人が増え、まちに暮らす人が増える。「その先」まで見据えるということは、それだけやりがいがあるということでもあります。

仕事風景

これまでのキャリアで印象に残っている仕事は?

東武タウンソラマチへの出向は、非常に大きな経験になりました。電気や空調など施設で使われる設備を管理する業務に携わりつつ、イベント時には店舗フロアにも積極的に出向きました。怪我をされた方の救急応対をしたり、迷子を親御さんにお返ししたりと、お客さまから感謝されたできごとは、今でも心に刻まれています。
私たちは特別なことばかりでなく、人々の何気ない日常生活をどう豊かにしていくかを常に考えながらビジネスを展開しています。池袋を歩く人が何を夢に見、どこに向かっているのか。学生時代には持てなかった視点を武器に、まちづくりに挑みたいと思っています。

MY CAREER

MY CAREER

働くうえで、どんなことを大切にしていますか?

埼玉県で育った私にとって、東武鉄道は身近な存在でした。東武沿線は、浅草や亀戸のような下町、日光や鬼怒川などの観光地、そして池袋や北千住といった巨大ターミナルなどさまざまな顔を持っています。未利用地も多く、まさに可能性は無限。人々に感動を味わってもらえるシーンを、どんどんつくっていける人材になりたいです。
個人的に大切にしているのはワークライフバランスです。仕事のことを忘れて何かに没頭すると、翌日からの仕事に調子よく向き合えると思っています。仕事はしっかり、遊びは思いっきり。これが私の理想ですね。
子どもの頃から「馬鹿」がつくほどの釣り好きな私は、今でも毎週末には竿を担いで釣りに出かけます。以前は「キャッチ&リリース」スタイルだったのですが、最近は「キャッチ&イート」です。やっぱり食べたい(笑)。次の週末で狙っているのはブリです。最終的には大間のマグロを狙いたいですね。

仕事風景

INTERVIEW

TOBU RAILWAY CO.,LTD. | POTENTIAL RECRUITING SITE