多目的スペース「文芸館」の壁面を飾る『名所江戸百景 亀戸梅屋舗』。床から天井近くまで見上げるほどの大きさがあり、美術館で見る原画とはまた異なる迫力がある。館内には亀戸名物がそろうショップやカフェも併設
広重が描き、ゴッホが模写した『亀戸梅屋舗』
梅の季節に浮世絵ゆかりの地・亀戸へ
浮世絵師・歌川広重の代表作に『名所江戸百景』があります。そのうち安政4(1857)年の『亀戸梅屋舗』は、大胆な遠近法、赤と緑の刺激的な色彩でとりわけ名高い一枚。そのインパクトたるや、フィンセント・ファン・ゴッホが本図をもとに油彩による模写作品を残しているほどです。作品の舞台となった梅園跡近くに誕生したのが当地の歴史と文化を発信する複合商業施設「亀戸梅屋敷」。館内の一角には高精細なデータを使って拡大、額装した本図が飾られていて、館長の藤森功さんによると作品を背景に写真を撮る人も多いそう。「2月後半からは敷地内で紅白の梅や枝垂梅が花開きます。亀戸天神の梅まつりと合わせて浮世絵の世界を楽しんでください」。
モネ没後100年
クロード・モネ ―風景への問いかけ
2026年2月7日(土)~5月24日(日)
クロード・モネ《戸外の人物習作―日傘を持つ右向きの女》
1886年、オルセー美術館蔵
自然光の美しさに魅了され、生涯をかけて新たな表現を追求したクロード・モネ。本展では、世界最高峰のモネコレクションを誇るオルセー美術館から珠玉のモネ作品41点を中心に約90点が来日。国内美術館や個人所蔵の作品を加えた約140点で、風景画家としてのモネの魅力に迫ります。
アーティゾン美術館
アーティゾンびじゅつかん
- 050-5541-8600(ハローダイヤル)
- 東京都中央区京橋1-7-2
- 10:00~18:00(3月20日を除く金曜日、特定日は~20:00、入館は閉館の各30分前まで)
- 2月16日、3月16日ほか
- 日時指定予約制、ウェブ予約チケット一般2100円、学生無料(要ウェブ予約)
- JR東京駅、東京メトロ銀座線京橋駅などから徒歩5分
- https://www.artizon.museum/
Photo © GrandPalaisRmn (musée d’Orsay) / Stéphane Maréchalle / distributed by AMF
企画展
英姿颯爽 根津美術館の武器・武具
2026年2月14日(土)~3月29日(日)
知る人ぞ知る充実したコレクションを誇る根津美術館の武器・武具。明治42(1909)年に、国内の優れた作品群の海外流出を防ぐため、根津美術館が実業家・光村利藻から購入した光村コレクションが中心となっています。本展ではその中からさらに選りすぐりの名品を出展。美しく凛々しい世界を楽しんでみませんか。
根津美術館
ねづびじゅつかん
- 03-3400-2536
- 東京都港区南青山6-5-1
- 10:00~17:00(入館は~16:30)
- 月曜(2月23日は開館)、2月24日
- オンライン日時指定予約一般1300円、学生1000円、中学生以下無料
- 東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道駅から徒歩8分
- https://www.nezu-muse.or.jp/