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冬の星空を眺めたら
長生きができる!?
四季の中で最も空気が澄んでいる冬は、星空が美しい季節。とくに冬の星座の代名詞でもあるオリオン座をはじめ、数々の星座が見られ、明るい一等星も多く見られます。さらに今年は木星と火星の輝きも加わり、賑やかな夜空を形成しています。
そんな冬の星空で見つけたいのが、南の低い位置で赤い光を放つ「カノープス」という星。中国で「南極老人星」とも呼ばれるこの星は、一度見ると寿命が75日延びるという言い伝えがあり、縁起の良い星ともいわれています。地平線近くの低空に姿を現し、あまり長い時間は見られない星なので、見つけられたらラッキーかもしれません。
スマホやデスクワークなどで、何かとうつむきがちな現代人。この冬は夜空を見上げて、澄み切った空に輝く星を眺めてはいかがでしょうか。
冬の星のおはなし
夜空を彩る星々にはさまざまな神話や逸話があります。
ここでは冬の星にまつわるちょっと興味深いお話をご紹介。

撮影:ギャラクシティ 疋田純之 撮影場所:内浦山県民の森(千葉県鴨川市内浦)

美しい7人姉妹の星を追うオリオン
プレアデス星団は、月の女神アルテミスに仕える7人姉妹。その美しさに魅了されたオリオン座のオリオンは、逃げる彼女たちを執拗に追いかける。見かねたアルテミスは姉妹を鳩に変えて空へ逃がすが、あきらめきれないオリオンは、星空でプレアデス星団を追う姿に。

シリウスはエジプトのカレンダー
冬の大三角形のひとつで、一番明るい星のシリウス。エジプトではこの星が昇るのは、ナイル川で氾濫が起こる時期。農民はシリウスの位置で氾濫を予測し、洪水の後に種まきをした。こうしてシリウスの位置で季節がわかるようになり、暦が作られたきっかけとなった星といわれている。

日本での昴(すばる)とお蕎麦の関係とは?
星と農業との関係の話は日本にも。日本では、昴が真上に昇った時に蕎麦の種をまくと、蕎麦がたくさん収穫できるといわれ、一升の実から八合の粉が穫れるという意味の「すばるまんどき粉八合」ということわざもある。
大人も楽しい!プラネタリウムで、さらに星にハマってみませんか?
ギャラクシティ
入場無料で遊びながら学べる、体験型複合施設「ギャラクシティ」。プラネタリウム「まるちたいけんドーム」では、170席のゆったりシートで美しい星空を体感できます。毎日投影される番組「今夜の星空」は、解説員のライブ解説付き。ドーム内では多彩な映像作品やコンサートも楽しめます。投影番組やイベントの詳細はHPをチェック。

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- 03-5242-8161
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- 東京都足立区栗原1-3-1
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- 9:00〜21:30
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- 第2月曜ほか
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- まるちたいけんドーム観覧料/大人500円、小中高生100円、未就学児無料(座席を使用する場合は100円)※1日券や年間パスポートあり
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- 東武スカイツリーライン西新井駅東口から徒歩3分
おすすめのイベント

「大人のためのプラネタリウム」では、毎週金曜19:30から大人向けのさまざまなイベントを開催。イチオシは2月21日のイベントで、星空解説を交えた演奏会「星とピアノ」。

おなじみの「すみっコぐらし」がプラネタリウムに登場。すみっコたちと一緒に星空を巡る旅に出かけよう。
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text : 稲元孝子 illustration : ラニー・イナモト