環境への思い
環境負荷低減を実現する
東武鉄道の取り組み
東武グループでは、環境負荷低減を重要課題としてとらえ、鉄道車両の省エネルギー化や
太陽光発電所による電力の創出など、様々な取り組みを実施しています。
特に日光・鬼怒川エリアにおいては、「歴史・文化・伝統と自然が共生する国際エコリゾート」を目指し、
電車の運行などの使用電力相当をＣＯ２排出量実質「ゼロ」となる電力に置き換えたり、
環境配慮型・観光MaaSのサービスを開始したりするなど、エシカルトラベルの実現に取り組んでいます。
日光・鬼怒川エリアで実質再生可能エネルギー100％の電車運行中
カーボンニュートラルの実現にあたり、FIT 非化石証書を活用したメニューなどを使用。浅草～日光・鬼怒川エリアで運行している特急列車、東武日光線 下今市～東武日光間、及び東武鬼怒川線 下今市～新藤原間（合計23.3㎞）で運行する電車、同エリア内の駅・施設などで使用する電力相当について、CO2排出量実質「ゼロ」となる電力に置き換えています。また沿線地域の太陽光発電の環境価値も積極的に取り込みながら、地域の脱炭素化に貢献しています。
再生可能エネルギー由来の電力に！FIT 非化石証書を活用したメニュー
非化石証明書付電力の一部については、トラッキング付FIT非化石証書を用い、東武グループ保有の太陽光発電由来の電力を活用しています。
CO2削減を目指したサステナブル特急
スペーシア Xは、モーター性能を向上させるなどして、現行の100系スペーシアと比べてCO2排出量を最大40％削減する設計となっている。
スマホで日光エリアのシームレスな観光サービスを提供
スマートフォン1台で、シームレスに日光・鬼怒川エリアの観光を楽しめるようにしたサービス。
日光地域の鉄道・バスをセットにしたWEB上で購入できるお得なフリーパスのほか、EV・PHVカーシェアリング、シェアサイクル、
EVバスなどの環境に優しいモビリティ、歴史・文化施設などの拝観・入場チケット、ネイチャーアクティビティーなどの観光コンテンツが利用可能。旅が楽になるだけでなく、環境にも配慮したサービスをラインナップする。
これまでは鉄道、バス、タクシーなどの
異なる交通手段や様々な観光コンテンツを、
それぞれ予約、購入する必要があったが、
スマホ1台でワンストップサービスを実現。
観光のスマート化で環境負荷を軽減
スマートフォンひとつで、スムーズな観光を実現。
マイカーに比べてCO2排出量の少ない電車の利用を促し、駅からの日光エリア内の観光移動も環境負荷の少ないEV・PHVカーシェアリングやシェアサイクル、バスの利用を促進する。
歴史・文化・伝統と自然が共生する
日光国立公園内にある日光・鬼怒川エリアは、通年型リゾートとして国内外から多くのお客さまを迎えている。
その豊かな自然を今後も維持するため、他のリゾートとの差別化や環境意識の高い旅行者に訴求を行い、日光のリゾート地としての存在感の向上を目指しています。
日光・鬼怒川エリアは、栃木県や東武鉄道、環境省関東地方環境事務所等が構成員の地域協議会により取り纏めた「日光国立公園ステップアッププログラム2025」において、低炭素・循環型を実現する国立公園としてのゼロエミッションの取り組みを進めるものとされている。エコリゾートの実現に向けて、東武鉄道のみならず地域全体として取り組みを行っており、環境負荷をかけない自然に優しいエリアを目指している。
歴史文化と豊かな自然を守る！
日光東照宮をはじめ、中禅寺湖、華厳の滝など、誰もが知っているリゾート地の日光。これらを守るためにも環境問題を意識した取り組みは重要だ。