新・駅前そぞろ歩記

新横浜
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 3月18日、相鉄新横浜線・東急新横浜線が開業したことによって、東武東上線から新横浜駅を経由して海老名駅・湘南台駅までの直通運転が始まりました。
 この新しい路線で注目すべきは、東海道新幹線の新横浜駅。東上線の沿線から乗り換えなしに、新幹線にアクセスできるようになったのです。

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幸手

 横浜市民から「シンヨコ」と親しまれている新横浜。1964(昭和39)年の東海道新幹線開通に伴って誕生した街で、駅の開業当時は一面のどかな田園が広がる農村地帯でした。高層ビルが集積する現在の駅北側には、その面影は何もありません。横浜駅周辺・みなとみらい21地区と同様、いまや新横浜は横浜市の都心部に位置づけられているのです。
 新横浜駅に直結する「キュービックプラザ新横浜」では、ショッピングとグルメが楽しめます。4月9日までは開業15周年記念販促が開催されています。
 新横浜は「イベントの街」としても知られています。そのシンボルが、収容人数1万7000人の国内最大級多目的ホール「横浜アリーナ」。コンピューター制御の可動観客席でさまざまな会場レイアウトが可能なので、内外の著名アーティストのコンサートのほか、スポーツイベント、コンベンションなど幅広く利用されています。
 新横浜を代表する人気観光スポットといえば、世界初のラーメンに特化したフードアミューズメントパーク「新横浜ラーメン博物館」。全国から選りすぐりのラーメン店7軒が出店し、ここに来れば各地のご当地ラーメンが味わえるのです。

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 新横浜ラーメン博物館には、ラーメンの文化と歴史を学ぶギャラリーや全国の乾麺・生麺を取り揃えたミュージアムショップ、麺上げ体験コーナーなども充実。全国のラーメン 好きの聖地ともいえる施設です。
 近くを流れる鶴見川の緑地に広がる新横浜公園は、横浜市内最大規模の運動公園。各種運動施設の他に遊具広場やスケボー広場、ドッグランも設置されています。そして同公園の核として存在する「日産スタジアム」。 2002FIFAワールドカップ™、ラグビーワールドカップ2019™、東京2020オリンピック競技大会(サッカー) と、世界三大スポーツイベントの決勝を経験した世界初のスタジアムです。そしてJリーグの横浜F・マリノス、ラグビーリーグワンの横浜キヤノンイーグルスのホームグラウンド。収容観客約7万人の規模で、全国から多くの観客を集めています。なおイベント開催日以外の入場はできませんが、ロッカールームや選手が実際の試合で使用する階段からピッチへ上がることなど、選手と同じ目線の体験ができる見学ツアーを随時開催。
 一方、新横浜駅の南側は北側とは対照的に自然が残る静かな住宅街。丘を登っていくと鎌倉時代創建の篠原八幡神社。神社に続く坂道からは、新横浜の街並みを一望できます。

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