東京スカイツリータウン®事業
東京スカイツリータウン®事業概要
2006年3月、墨田・台東エリア(業平橋・押上地区)の当社用地が新タワーの建設地として正式に決定して以降、当社では、同地区(約3.69ha)において、東武沿線の価値向上や東・東京エリアの活性化に大きく寄与する東京スカイツリー®を中心とした大規模複合開発プロジェクト(Rising East Project)を推進し、2012年5月22日、東京スカイツリータウンをグランドオープンしました。
開業12周年を迎え、引き続き積極的な出店者の入替えや魅力溢れるイベントを実施し、ご来場いただいたお客様が楽しさや喜び、感動を体験できる施設となるよう取り組んでいます。
※「みんなの遊び場 ソラフルパーク」…ソラフルの『ソラ』は「空(Sky)」と東京ソラマチの「ソラ」から、『フル』は「カラフル(Colorful:色とりどりの、多彩な)」になぞらえ、「色」んな世代が「色」んな遊びを体験できるという意味から「ソラフルパーク」と名付けました。
東京スカイツリータウンの構成
とうきょうスカイツリー駅(旧・業平橋駅)と押上〈スカイツリー前〉駅をつなぐ東西長さ約400m、広さ約3.69haの「東京スカイツリータウン」は、東京スカイツリーを中心にエンターテイメントや文化機能を持つ商業施設「東京ソラマチ®」とオフィス施設である「東京スカイツリーイーストタワー®」などにより構成されています。これらの施設は防災機能などを備えることで、周辺エリアと連携した賑わいのある街づくりや、地域の活性化を目指しています。また、環境経営への取り組みとして緑化や雨水利用、地域冷暖房を導入しており、国土交通省の省CO2モデル事業にも採択されています。
東京スカイツリー®(電波塔)
東京スカイツリーは電波塔として、人々の生活を支える社会インフラ機能を果たし続けるとともに、観光面では国内外からのご期待にしっかりとお応えできるよう「安全・安心」を第一に考えた盤石な運営体制でお客様をお迎えし、「世界一愛されるタワー」を目指しています。
東京スカイツリーライティング
江戸で育まれてきた心意気の「粋(いき)」と美意識の「雅(みやび)」、古来より縁起の良い色とされてきた橘色(たちばないろ)(橙)を基調とした「幟(のぼり)」が1日毎に点灯します。「粋」「雅」「幟」の他にも、イベントや記念日、クリスマス等に特別ライティングを実施しています。
2020年2月にはライティング増強工事が完了し、さらなる輝きと躍動感あふれる演出が加わりました。
最高高さ634m
東京スカイツリーの高さは、プロジェクト当初は「約610m」としていましたが、世界各地で高層建造物が計画、建設されている中で、自立式電波塔として高さ世界一を目指し検討を重ね、634mに最終決定しました。
634mという高さの数字を決定するにあたり、世界一のタワー、地域のシンボルであるタワーとして覚えやすく、ふさわしいものが良いと考え、東京スカイツリーの立つ地域が旧国名で武蔵国(東京・埼玉・神奈川の一部を含む広大な地域を指す)と呼ばれていたことから、634(ムサシ)mとなりました。
高さ634mの東京スカイツリーは2011年11月17日に、ギネスワールドレコーズ社より世界一高いタワーとして認定されました。
東京ソラマチ®(商業施設)
「東京ソラマチ」は、「人と人とのつながり」を大切にしながら、ものづくりの伝統、優しさ、賑わいなど「下町の魅力」がちりばめられた商業施設です。ファッション、スイーツ、レストランなどバラエティ豊かな300以上の店舗で構成されており、沿線や地域のお客様はもとより都内近郊にお住まいの方から日本全国、海外からお越しの観光の方まで、幅広い方々に楽しんでいただける施設となっています。今後も新しいライフスタイルや下町ならではの魅力を発信し続けます。
東京スカイツリーイーストタワー® (オフィス施設)
東京スカイツリーイーストタワーには、総貸室面積約7,700坪のオフィス空間を用意しました。基準階フロアは約450坪を確保した無柱空間が広がります。貸室は約17mから約12mの奥行を持ち、柔軟なオフィスレイアウトを可能としました。
押上駅コンコースに直結するエレベーターホールには、地上12階のスカイロビーへ向かうシャトルエレベーターを4基設置し、2021年からは、12階オフィス会議室を一般の法人にも貸し出しを始め、会議や研修、検定など幅広くご利用いただけるようになりました。
東京スカイツリーイーストタワー概要
(イーストヤード)12階~ 29階
施設規模 約25,500㎡(約7,700 坪)
主要用途 オフィス
東京スカイツリータウン エコの取り組み
1.地域冷暖房システム
東京スカイツリータウンでは、タウン全体の冷暖房を集中して行う最新の地域冷暖房システムを導入しています。夜間に作った冷水・温水を昼間利用することにより、昼間のピーク時の電気使用を抑制します。さらに日本の地域冷暖房システムで初めて地中熱を利用しており、効率よく冷水・温水を製造しています。これらにより、国内最高レベルの省エネ・省CO2効果を発揮しています。以上の取り組みが評価され、2017年3月2日に東京都環境確保条例において、「優良特定地球温暖化対策事業所(トップレベル事業所)」として認定されました。
2.太陽光・雨水利用
東京スカイツリータウンには合計222枚の太陽光パネルが設置されており、この太陽光パネルにより20kWの発電がされます。また貯まった雨水を植栽への散水に利用しています。
(2021年3月31日現在)