お客様に対して
東武グループでは、東武鉄道お客さまセンターを設置するなど、お客様のニーズの把握やニーズをもとにした様々なサービスの創造・提供し、お客様の利便性向上に努めるほか、広報誌を発行するなど、東武グループが提供するサービスの紹介だけでなく、お客様にとって有用な情報の共有・コミュニティを創造するなど、東武グループに対する顧客ロイヤリティを向上し、沿線地域及び事業の持続的な発展を目指しています。
東武鉄道お客さまセンター
お客様の声をお聞きする体制として電話・メールで対応する「東武鉄道お客さまセンター」を設置しています。
- 営業時間:9:00 ~ 18:00 (年中無休 ただし年末年始を除く)
- 電話番号:03-5962-0102
- 受付内容:
- ①特急券等のご予約
- ②お問い合わせ(お忘れ物)
- ③お問い合わせ(列車時刻・運賃・沿線観光情報ほか)
- ④ご意見・ご要望
東武鉄道では、お客様から寄せられたお声を社内で共有し、改善に取り組んでいます。
また、改善事例をホームページでご紹介するほか、マナーポスター等を作成し、駅構内、列車内への掲示等を通じた広報活動で、お客様のご理解とご協力を呼びかけています。
「マンスリーとーぶ」の発行
「マンスリーとーぶ」は月刊広報誌として、1951年4月の創刊以来70年を超える歴史があります。本誌の目的は、ご利用のお客様に東武グループをはじめとする様々な情報の提供を通じて、東武沿線に対するロイヤルティの向上に寄与することです。
誌面では、東武グループの様々な取り組みだけでなく、沿線地域の魅力を紹介しているほか、時代の最先端をゆく作家・俳優・スポーツプレイヤーなどのインタビュー・エッセイを掲載するなど、沿線のお客様に生活の中での文化的な豊かさを感じていただけるよう、様々な情報提供を通じてお客様との共生・共創を図っています。
マンスリーとーぶURL:https://www.tobu.co.jp/monthly/
広報誌「マンスリーとーぶ」
東武鉄道キッズサイト “TOBU Kids(と~ぶキッズ)”を展開
本サイトは、主に小学生を対象とした参加・体験型のWebサイトで、親子でお楽しみいただける様々なコンテンツを展開しています。2019年度からは情報発信ツールとしてLINE公式アカウントを導入し、東武グループのキッズ向けの情報発信を強化しました。これからも東武グループ各社と連携した“東武グループのキッズポータルサイト”として展開することで、お客様とのコミュニケーションを図っていきます。
また、同サイトでは長期休みを中心に参加型イベントも開催し、東武グループの事業へのご理解を深めていただく取り組みも行っています。
と~ぶキッズ:https://www.tobu-kids.com/
TOBU Kids スペーシア X1周年記念イベント
「座席指定列車」の運行
通勤・通学やお子様連れのご家族などの都心への快適な移動ニーズに応えるため、座席指定制列車を運行しています。
TJライナー
「TJライナー」は、池袋駅からの着席サービス向上を目的に2008年から座席定員制列車として東上線にて運行を開始し、毎日多くのお客様にご利用いただいています。2016年には朝の通勤時間帯に上り列車の運行を開始、2023年3月に土休日の上り列車を新設するなど、さらにご利用いただきやすいサービスを提供しています。
THライナー
「THライナー」は、2020年から運行を開始した東武線・東京メトロ日比谷線直通運転の座席指定制列車です。都心と郊外エリアを結ぶ直通運転の優位性を活用し、東武伊勢崎線 久喜~東京メトロ日比谷線 恵比寿駅(下り列車は日比谷線 霞ケ関駅発)間で運行しています。
車上データの有効活用
走行中の車両の乗車率や車内温度、走行パターンなどのデータを把握し分析するシステム「Remote」を2021年度から導入しています。これにより、さらなる安定運行の確保や輸送サービスの向上、省エネ運転の推進を図ります。
2024年度は、新型車両80000系(東武アーバンパークラインで運行予定)のほか、500系車両(特急リバティ)、50000系車両(東武スカイツリーライン、東上線で運行)への導入を拡大します。
「広域的な鉄道ネットワーク」の形成
2023年3月の相鉄・東急新横浜線の開業により、神奈川県央地域及び横浜市西部から東京23区西部、東京多摩北部、埼玉中央地域・西部地域に至る広域的な鉄道ネットワークが形成されました。
相鉄・東急の新横浜線は、相鉄、東急、東武、東京メトロ、都営地下鉄、埼玉高速鉄道と直通運転を行い、地域間の連携と活性化を図ります。
7社局14路線を結ぶ広大な鉄道ネットワークを形成することで、所要時間の短縮、乗換回数の減少など交通利便性・速達性が向上するとともに、東海道新幹線の新横浜駅へのアクセスが向上し、首都圏から関西・中京方面への出張や旅行などがさらに便利になりました。
民鉄特急初「乗務員へのリアルタイム通知サービス」を開始
東武鉄道とサイエンスアーツは、2024年3月から12月末目途で、ライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom(バディコム)」の新機能を活用し、お客様が特急スペーシア Xの多目的室のご利用を希望される際に、乗務員へリアルタイムに通知できるサービスの実証実験を実施しています。
スペーシア Xには、授乳や体調不良時にご利用いただける多目的室を設けていますが、通常時は施錠しているため、ご利用の際には車内巡回を行う乗務員に申告する必要があり、タイムリーに利用できないといった課題がありました。
本サービスでは、お客様がスマートフォンで車内に掲示した乗務員呼び出し用ステッカーの二次元コードを読み取り、乗務員に通知することで、乗務員用タブレット端末を確認した乗務員が迅速に対応できるようになります。これにより、特に乳幼児をお連れのお客様にもお気軽にご旅行いただける環境を提供します。
あわせて、6号車(コックピットスイート・コンパートメント入口)デッキにも本通知サービスを設置するほか、多言語に対応するなど、さらなる利便性の向上を実現します。
「多言語翻訳のリアルタイム字幕表示ディスプレイ」の実証実験開始
東武鉄道と筑波大学発のテクノロジー企業であるピクシーダストテクノロジーズは、2024年7月から急増する訪日外国人観光客やダイバーシティへの対応として、話し言葉を多言語翻訳した字幕としてリアルタイムに表示する「VUEVO(ビューボ) Display(ディスプレイ)」を駅窓口等に設置し、駅構内でのコミュニケーションツールとしての有用性を検証する実証実験を開始しました。
本実証実験では、外国人のお客様が多い東武鉄道の浅草駅、とうきょうスカイツリー駅、東武日光駅、川越駅の改札窓口等で「VUEVO Display」を用いて、約100ヵ国の多言語翻訳機能とリアルタイム字幕表示を行い、多くのお客様が利用される駅でのバリアフリーなインフォメーションサービス提供の検証を目的として設置しました。
本実証実験は、当社が2021年より実施しているオープンイノベーションを活用した事業共創プログラム「TOBU Open Innovation Program」として、当社グループにおける観光サービスの付加価値向上を目指し、取り組むものです。今後も当社は事業共創プログラムによる外部企業との協業を通して、お客様のさらなる利便性向上を目指します。
企業情報
サステナビリティ
- サステナビリティへの考え方
- サステナビリティへの考え方
- ステークホルダーとのコミュニケーション
- 環境負荷低減に向けた取り組み
- 基本的な考え方
- 気候変動に対して
- CO2排出量削減
- 再生可能エネルギーの活用(PPAなど)
- 森林資源・水資源の保全と生物多様性の維持
- 環境負荷データ
- 東京都地球温暖化対策報告書
- グリーンボンド
- 社会環境報告書(2023,2022,2021)
- 南栗橋工場におけるISO14001
- ステークホルダーへの取り組み
- 基本的な考え方
- お客様に対して
- 地域社会に対して
- サプライヤーエンゲージメント
- コーポレート・ガバナンス
- コーポレート・ガバナンスについて
- コーポレート・ガバナンスに関する報告書