新・駅前そぞろ歩記

東武ワールドスクウェア・小佐越
東武ワールドスクウェア・小佐越

SL大樹が走る鬼怒川線沿線では、地元の方々と「いっしょにロコモーション」として、地域振興の取り組みをしています。冬に実施しているのは「いっしょにイルミネーション」です。鬼怒川線の駅や沿線をおよそ15万球のイルミネーションで飾り、列車の車窓から楽しむことができます。また東武ワールドスクウェア(TWS) でも、冬季限定のライトアップ&イルミネーションを開催中です。

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まずは小佐越(こさごえ)駅。山間部の狭い地形にある小さな駅ですが、開業は大正13年と古く、玉石積盛土(たまいしづみもりど)式のプラットホームは国の有形文化財に登録されています。駅の近くには鬼怒川レジャー公園。テニスコートとゲートボール場があり、園内には小川が流れ、公園を取り囲むように約1㎞の自然豊かな遊歩道が設けられ、気軽に散策を楽しむことができます。

小佐越駅からバスで向かったのは「とりっくあーとぴあ日光」。トリックアートとは人間の目の錯覚を利用して絵画を立体的に見せたり、観る角度によって印象が変化する不思議で楽しい芸術です。ここでは作品に直接触ったり、いっしょに写真を撮って不思議な世界を楽しむことができます。

館内は「世界の名画と彫刻」「水のない水族館」「エイムズの部屋」といった、たくさんの作品が並び、全国のトリックアート美術館の中でも最大級の敷地・作品数を誇っています。そのほかホログラフィーアート館や、5種類のバーチャルリアリティが体験できるVR ROOM も併設。屋外には「恋人の聖地サテライト」に認定された聖地モニュメントも設置され、カップルたちの人気を集めています。

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TWSは世界建築博物館ともいえるテーマパーク。世界文化遺産47物件を含む22の国と地域102点の建造物が1/25縮尺で精巧に再現され、その周りには住人たちが暮らしています。そんな世界の名所と美しい夜景が同時に楽しめるイベントが、冬季限定のライトアップ&イルミネーションです。まずはヒストリウム・シアター「結」※ で園内のガイダンスを受けます。タッチパネルや映像で世界遺産登録の展示物や隠れキャラクターを事前にチェックしておくと楽しみが広がります。園内へ入れば、目の前にひときわ高くそびえる東京スカイツリー®が「皆に元気を届けたい!」という思いから5色の光で煌めいています。続く世界各国のゾーンも一斉にライトアップ。鎮守の杜「縁結神社」の参道にも厳かな灯明が灯ります。光の散策エリアでは、虹色のトンネルから光の花がちりばめられたシャクナゲパークへ。光の魔法をかけた、夢のような世界が広がっているのです。

さて、帰りの電車では東武ワールドスクウェア駅から小佐越駅、新高徳(しんたかとく)駅など鬼怒川線各駅舎にイルミネーションを点灯。また大桑駅~大谷向(だいやむこう)駅間の「倉ケ崎SL花畑」では、地元有志とともに設置した約6万球のイルミネーションの輝きを車窓から観賞。銀河を走る鉄道の旅が味わえます。

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