栃木県日光市との県境にある福島県南会津町高杖原──この地名から名付けられた会津高原たかつえスキー場は1981年に開業。
そのゲレンデは東北屈指のスケールで、標高1650mの山頂から全長5㎞の縦長にレイアウトされた斜面には多彩な15コースが配され、初心者から中・上級者までそれぞれ楽しむことができます。その中のジャイアントコースは、深いコブとジャンプ台がある国内Aクラスのモーグルバーン。ビギナーバーンもあります。スノーボーダーに向けてはハーフパイプやキッカー、レール、ボックスなどを配したスノーパークとクロスコースを設置。
ビギナーでも楽しめます。そして雪質は本州でも有数のふわふわパウダースノー。「たかつえパウダー」とも呼ばれ、スキー板やボードを思い通りにコントロールでき、なんだか一段と腕が上がったような気になります。
　ゲレンデ内のサービスとしては、電話1本でゲレンデの各施設までスノーモービルで送り迎えするゲレンデタクシー、まだスキーもスノボもできないお子さまを乗せたソリ車両をスノーモービルで牽引してコースを散策するスノートレインがあります。ゲレンデの麓には、キッズ＆ファミリーで雪遊びが楽しめるわいわいパークを設けています。

　たかつえスキー場は施設も充実しています。
スキーセンタースペーシアはインフォメーションからチケット販売、用具レンタル、レストラン、更衣室まで何でも揃う総合施設。
スキー＆スノーボードスクールのブースもあります。宿泊施設としてはゲレンデに面した会津アストリアホテルと、団体向けの会津アストリアロッジ。どちらのレストランも利用できますが、ゲレンデ中腹にも2店のカフェレストランがあります。そして嬉しいことに立ち寄り温泉もあり。たかつえ温泉「白樺の湯」には、身も心も癒される無色透明の天然温泉がこんこんと湧いています。
　子どもから大人まで、スキー＆スノーボード、雪遊びを楽しめる会津高原たかつえスキー場。ここは春・夏・秋には会津高原たかつえリゾートになります。季節を彩る高原の花々や紅葉に囲まれた至福の保養地。標高が高く空気が澄んでいる会津高原では満天の星空を見ることができ、会津アストリアホテルでは本格的な望遠鏡を用意しています。夏には12の広大なソバ畑に真っ白な花の絨毯が広がる絶景が見られ、夜にはライトアップで幻想的な光景に。たかつえリゾートではこれらの大自然を生かした野外活動やECO環境などの体験学習プログラムを実施しています。