関東随一の花の楽園、あしかがフラワーパークで巨大なフジとイルミネーションを楽しむ

世界から注目を集める花のテーマパーク

あしかがフラワーパークは、1997年にオープンした花のテーマパークです。1968年に「早川農園」として開園されました。敷地面積は9万4,000m²。園のシンボルともなっている大藤の木が映画『アバター』に登場する「魂の木」に似ていると評価されたことから、2014年、CNNが選出した「世界の夢の旅行先10か所」に、フィンランドのオーロラやマダガスカルのバオバブの道などと共に選出。日本から選ばれたのはここ一ヵ所であり、知名度は一気にアップ。以後、全国各地から多くの人々が訪れています。

「世界が息を呑んだ美しさ」日本最大面積のフジ

園のシンボルである「大藤」は樹齢140年以上。日本の女性樹木医第一号である塚本こなみ氏によってこの地に移植されましたが、移植当時すでに樹齢130年とも言われたこの古木の移植は、当時全国から注目を集めました。

注目されるのはとにかくその大きさ。600畳敷の大藤棚が3面と世界的にも類を見ないほどの面積を誇ります。ノダナガフジ3本、八重黒龍1本、白フジのトンネル一式は栃木県の天然記念物に指定されており、見ごろとなる4月中旬から5月中旬にかけては、「世界が息を呑んだ美しさ」をキャッチコピーに藤まつり「ふじのはな物語」が開催されます。開花時期中は夜間のライトアップにより昼間とは違う幻想的な藤の花を観賞でき、こちらも人気を集めています。

藤の花以外にも様々な花々を楽しむことができるあしかがフラワーパーク。5月中旬から6月にかけては色とりどりのバラが楽しめる「レインボーガーデン」が開催され、園内は2,500株ものバラの花の甘い香りで満たされます。また、６月上旬から７月上旬にかけては紫陽花が見頃となります。

「日本三大イルミネーション」にも選ばれたロマンティックな光の庭

あしかがフラワーパークのイルミネーションは、夜景観光コンベンションビューローより2018年の「日本三大イルミネーション」に選ばれました。また、夜景観賞士が選ぶイルミネーションランキングでは3年連続全国1位を受賞しています。94,000m²の園内に装飾されるイルミネーションの数は450万球。10月からは「光と花のコラボレーション」、11月から「フラワーパークのクリスマス」、元旦からは「ニューイヤーイルミネーション」と、時期ごとにテーマを変えながら、そのロマンティックかつ幻想的な光景で訪れる人を感動させています。

また、夏にはフラワーパークの夏祭りがありますが、その時期にも夏限定のイルミネーションイベントとして「夜のレーザーショーとウォーターショー」が開催されます。静まり返った園内に光輝くレーザーに彩られたミストシャワーが降り注ぐ、他にはない演出で楽しませてくれるイベントです。

家族連れで、恋人同士で、花と光の感動を味わいにぜひ

あしかがフラワーパークは花のテーマパークでありながら、イルミネーションイベントなど多数のイベントで人々を楽しませてくれる魅力あふれるスポットです。お友達、恋人同士、ご家族など、あらゆるシチュエーションでも感動や発見を味わうことができます。四季折々で見頃の違う花を眺めに、また趣向を凝らした人気のイルミネーションを体験しに、ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか？

※2019年10月現在の情報です