川越スイーツといえば「さつまいも」。個性あふれるさつまいもスイーツ3選

川越でなぜさつまいも?

川越とさつまいもの関係、ご存知でしたか? 川越や隣接する他領の村々では、江戸時代からさつまいもの栽培が盛んに行われ、「川越いも」の名前で広く知られていました。現在の川越市、所沢市、狭山市、新座市、三芳町にあたる広い地域がその生産地となっていました。

川越にさつまいものイメージが定着したのは、1700年代末のことだといいます。江戸で焼きいもが流行し、近郊の村々で江戸向けのさつまいもの栽培が広まる中、川越いもは特に質が良く、最高級品とされたそうです。また、さつまいもは重くてかさばるため陸路の輸送には向いていなかったことも、江戸と新河岸川で結ばれていた川越が名産地になった理由の一つです。

そして今、さつまいもは、川越を代表するスイーツの素材として再び脚光を浴びています。

さつまいもグルメ<1> 生芋ようかんソフトクリーム

まずご紹介するのは、菓子屋横丁の中にある老舗「松陸製菓」の「生芋ようかんソフトクリーム」です。老舗作るおいものソフトクリームは、まさに、おいも尽くしな味わい。川越名物の紫いもとさつまいもで作られ、紫いもチップスですくって食べれるようになっています。

見た目にもかわいいこのソフトクリーム、生のおいもを使っているので、見た目がボソボソした感じに見えるかもしれませんが、口当たりは普通のソフトクリームと変わらず滑らか。ミックスを選めば紫いもとさつまいもの両方を楽しめます。

お店ではソフトクリーム以外にもさつまいもを使用したお菓子がたくさん売られているので、ぜひ立ち寄ってみてください。

松陸製菓(食べログ)

URL https://tabelog.com/saitama/A1103/A110303/11024414/

さつまいもグルメ<2> おさつチップ

インパクト大なさつまいもグルメといえば、「小江戸おさつ庵」の「おさつチップ」です。小江戸おさつ庵は、蔵づくりの街並みを抜け、川越の観光名所である「時の鐘」の通りの少し奥に店を構えています。

そこで売られている「おさつチップ」は、カップに上手に盛り付けられた薄いスライス状の巨大なさつまいもチップスにディップソースをつけて食べるもの。おさつチップをそのまま食べても、おいも本来の素朴な甘さが感じられおいしいのですが、ディップにつけるとまた味が膨らみます。

見た目のインパクト抜群で、川越の食べ歩きメニューとして欠かせないスイーツです。

小江戸おさつ庵(食べログ)

URL https://tabelog.com/saitama/A1103/A110303/11040895/

さつまいもグルメ<3> いも恋

さつまいもを素材とした銘菓の代表格と言えるのが「菓匠右門」の「いも恋」です。「いも恋」はモチモチの生地に北海道産のつぶあんと輪切りのさつまいもが入った饅頭。さつまいものホクホクとした甘さとつぶあんの上品な甘さがモチモチの生地とマッチした、一度食べたら病みつきになる美味しさです。

その場で食べる場合は、蒸した「いも恋」を食べられるので焼きいものような食感を楽しむことができますが、冷えてしまっても蒸し器や電子レンジで温めればまたふっくらした食感を味わうことができます。

いも恋は冷凍販売もしているのでお土産にピッタリ。90日間風味を失うことなく楽しめます。

菓匠右門

URL https://imokoi.com

他にはない川越さつまいもスイーツを味わおう

ここでは、個性あふれるさつまいもスイーツを3つご紹介しました。

これ以外にも川越には多くのさつまいもスイーツが溢れています。あなた好みの川越さつまいもスイーツをぜひ発見してみましょう。

※2019年12月現在の情報です