高さ世界一の電波塔がある「東京スカイツリータウン®」を楽しみつくそう

東京タワーの約2倍の高さ。東京のシンボル・東京スカイツリー®

東京の下町・墨田区押上に開業した「東京スカイツリー」は、2012年より東京タワーに代わって東京都内をはじめ関東全域のテレビ・ラジオの電波を送信する電波塔です。高さは東京の旧国名である「武蔵」の語呂合わせの634m。世界で一番高いタワーとしてギネス世界記録にも認定されました。東京タワーの約2倍の高さがあり、東京23区はもちろんのこと、天候などの条件さえ合えば、遠く福島県からもその姿が見えるそうです。

ほしいものだらけのショッピングタウン「東京ソラマチ®

スカイツリー直下にあるショッピングセンター「東京ソラマチ」は、地下3階から地上31階まである都内でも最大級の商業施設です。3つのエリアに分けられていて、人気のファッション店やグルメ、日本の伝統工芸を取り扱うショップなど、約300店舗の個性豊かなショップが集まっています。どこから周ったらいいか悩むところですが、ぜひ一度は立ち寄ってもらいたいのが、イーストヤードにある「ソラマチ商店街®」と「ジャパンスーベニア」です。

押上方面の1階エントランスから直結しているソラマチ商店街。天井の切妻屋根や東京の伝統工芸・江戸切子を取り入れた行灯のデザインなどが、江戸情緒あふれる粋な空間を演出しています。全長約120mの通路には、東京ソラマチ限定のお土産や老舗の和スイーツ、地元浅草の職人が作るメイド・イン・ジャパンのファッション製品などを扱うお店が並んでいます。

4階にある「ジャパンスーベニア」は、日本文化が感じられるモノや食がめじろ押しのエリアです。日本の伝統的な家屋を思わせるフロアに、和テイストの雑貨や日本を代表するキャラクターのお店が軒を連ねています。特に、職人の技が光る「浅草 飴細工 アメシン」や甲冑(かっちゅう)や兜(かぶと)を取りそろえている「戦国魂 天正記」などは外国人観光客に非常に人気です。

夕方に帰るのは早すぎる! 夜の東京スカイツリーで幻想的なひと時を過ごそう

東京スカイツリーは、夜になると昼とは違った素敵な表情を見せてくれます。夕方から始まるライトアップでは、江戸の歴史文化を表す3種類のライティングが1日ごとに点灯されます。季節やイベントに応じた特別なライトアップもありますので、毎日見ても飽きることなく堪能できます。

ライトアップを楽しんだら、東京スカイツリーの展望台で夜景を楽しんでみてはいかがでしょうか。2つの展望台から眺める夜の「天望」は圧巻の一言。カフェやレストランもありますので、大切な人との思い出づくりにもぴったりです。

東京ソラマチ5階にある「すみだ水族館」も21時まで営業をしています。毎日18時過ぎには照明がだんだんと青色に切り替わり、ロマンチックな癒やしの空間へと移り変わります。人気のペンギンたちも夜にはお休みモード。昼間は元気に泳ぎ回っているペンギンたちをじっくりと見られるチャンスです。プールの近くにはペンギンたちの性格や関係をまとめた相関図があるので、あなたのお気に入りのペンギンがどんなタイプなのかをぜひチェックしてみてください。

見て、買って、体験して。「楽しい」が詰まった東京の新しい顔

今や定番の観光地となった東京スカイツリータウン。毎年さまざまなイベントが開催され、ますます盛り上がりを見せています。

上空から東京の景色を見て、東京ソラマチでお気に入りの品を買って、ロマンチックな夜の雰囲気を体験してと、何度行っても新しい何かを楽しめるのが東京スカイツリータウンの魅力。「もう行ったことがある」という方も、「これから」とお考えの方も、ぜひ足を運んでその魅力を体感してください。

東京スカイツリー®

URL http://www.tokyo-skytree.jp/

東京ソラマチ®

URL http://www.tokyo-solamachi.jp/

東京スカイツリータウンへの旅は便利な「東京スカイツリー周辺散策フリーきっぷ」、「台東・墨田 東京下町周遊きっぷ」がオススメです。お求めはご旅行当日に浅草~北千住、曳舟~亀戸間の各駅などで購入OK。浅草周辺には他にも魅力あふれるスポットがたくさんあります。お得なきっぷを手に、ぜひ下町情緒を心ゆくまで味わってください。

※2019年10月現在の情報です