肉が食べたい気分の日は小泉線西小泉駅へ。群馬県大泉町でブラジルの味めぐり
町のあちこちでブラジルグルメが楽しめる!
群馬県で一番小さな町 大泉町。町内には大手の自動車や家電メーカー関連の工場があり、そこで働くブラジル人が多く暮らしています。
そんなブラジル人に愛される、ブラジルの肉料理「シュラスコ」をはじめ、町内では、様々な本格的なブラジルグルメを楽しめます。
ラテンアメリカ特有の、陽気で明るい人柄も手伝って、今ではすっかり町に溶け込んだ「日本のブラジル」こと大泉町。ブラジルグルメとともに国際交流もぜひ楽しんで。
ブラジルの代表的な肉料理・シュラスコが食べ放題! 「シュラスカリア パウリスタ」
シュラスコは、牛肉や豚肉を串にさして焼くブラジルの肉料理。目の前でカットしてくれるダイナミックさと、美味しさが相まって、日本でも人気の肉料理ですが、ここは本場ブラジルの味を食べ放題で楽しめます。
骨付きバラ肉やガーリックステーキ、手羽元と手羽先など、牛・豚・チキンとバランスよく10種類の肉と焼きパイナップルの串刺しが次々にテーブルにやってきて、スタッフが目の前で豪快に切り分けてサーブしてくれます。さらに肉だけではなく、日替わり料理4〜5種類とサラダ、デザート、フェイジョン(豆のスープ)、フェイジョアーダ(豆と牛肉や豚肉の煮込み)もバイキング形式で食べ放題。肉が食べたいと思った週末は、ぜひ大泉町で、ブラジルの肉料理や家庭料理を思う存分楽しんでみては。
※夜の営業はお昼の混雑状況に変更になる場合があります。
火・水:11:00~15:00/18:00~20:00
金:11:00~15:00/18:00~21:00
土:11:00~23:00
日:11:00~20:00
月〜水のランチシュラスコ食べ放題3,080円(7〜14歳は2,200円)・肉は5種類
ブラジル伝統の “ミナスチーズ”を工房直売「ビルミルク チーズ工房」
“ミナスチーズ”は、ブラジルで最も食べられているチーズの1つで、ユネスコの無形文化遺産に登録された伝統的なチーズ。牛乳と塩だけで作るシンプルな製法で、そのまま食べても、料理に使っても美味しいチーズです。
ブラジル・ミナス地方から来日したビルマル・ファリアスさんは大泉町に工房を構え、手作りのミナスチーズを製造しています。群馬県産の上質な牛乳を使い、ミルクの香りと甘みのなかに塩気がほんのり効いたやさしい味わいです。
そのままサラダやわさび醤油で食べるのが定番。豆腐の代わりに味噌汁に入れるのもおすすめだとか。フライパンで焼いても溶けることなく風味がアップ。ワインやビールにもよく合います。
クリームチーズ(180g)600円
クリームキャラメル(200g)600円 など
異国情緒たっぷりのブラジル食料品スーパー「アソーゲタカラ 太田店」
大泉町に訪れたなら、ぜひ立ち寄って欲しいのが、近隣に住むブラジル人の食を支えるスーパーです。「アソーゲタカラ 太田店」は、取り扱う商品のうち、8割がブラジルからの輸入品。日本製品は少ししかなく、まるでブラジル現地のマーケットに来たみたいです。特に缶詰やお菓子のパッケージなどはカラフルなのが特徴。商品棚を見ているだけで、ブラジルにいる感覚になります。
おすすめは店内で焼き上げているブラジル名物のチーズパン(ポンデケージョ)とフランスパン。それぞれ70円前後と格安です。ポンデケージョはキャッサバのでん粉と粉チーズで作られ、モチモチした食感です。フランスパンは小麦粉、アマニ入り、全粒粉の3種類があります。また、シュラスコ用の大きなブロック肉やソーセージなども充実しています。
日本語対応が可能なスタッフもいるので、安心して非日常のショッピングを楽しめます。
群馬県で一番小さな町でワールドワイドな交流を!
大泉町は実はブラジル人だけでなく、ペルーやネパール、ベトナムなどの人たちも多く暮らす町。人口の2割以上が外国人。50ヶ国もの人たちが住む、国際色豊かな地域です。3〜6月と9〜11月の第4日曜には「活きな世界のグルメ横丁」と題したイベントを開催。各国の名物料理の食べ歩きやサンバステージなどのパフォーマンスなど、見どころもいっぱいです。日本にいながらにして世界旅行に飛び出せる、そんな大泉町にこれからもますます注目が集まることでしょう。
※2025年3月時点の情報です。