なぜすぐに電車が動かせないの? 〜運転見合わせから運転再開まで〜

いつも東武鉄道をご利用いただき、ありがとうございます。

台風や大雨などの自然災害、あるいは思わぬ事故が発生した際、
やむを得ず電車の運転を長時間見合わせることがあります。
お出かけなどお急ぎのなか、お時間をいただくこととなり、大変ご迷惑をおかけいたします。

私たち東武鉄道にとって、何よりも大切なのは「お客様の安全」です。
すべての係員が復旧に向けて全力で動いています。
このページでは、電車が止まってから運転を再開するまでに、どのような作業が行われているのかをご紹介します。

事象発生から運転再開までの
基本フロー

  • \ STEP 1

    事象発生・状況把握

    事象発生・状況把握のイラスト

    事故や災害が発生した場所へ
    すぐに係員が向かい「どこが
    どのくらい被害を受けているか」「どうすれば復旧できるか」を確認します。

  • \ STEP 2

    復旧方法の決定・手配

    復旧方法の決定・手配のイラスト

    安全に復旧するため必要な工具や部品を準備し、現場に作業員を手配します。必要に応じて、警察や消防とも協力します。

  • \ STEP 3

    復旧作業・撤去作業

    復旧作業・撤去作業のイラスト

    線路をふさいでいる支障物を撤去したり、壊れてしまった設備やレールを修理したりします。ここに時間を要します。

  • \ STEP 4

    安全確認・試運転

    安全確認・試運転のイラスト

    復旧作業が終わっても、すぐに運転再開にはなりません。最終的な安全確認を行い、状況に応じて試運転をして、「安全に走れるか」を確認します。

  • \ STEP 5

    運転再開・ダイヤ調整

    運転再開・ダイヤ調整のイラスト

    安全が確認できたら、いよいよ運転再開です。ダイヤ乱れを少しずつ整えながら、元の運行に戻していきます。

  • 列車との接触事故が発生した場合

    1. 列車が人・車等との接触のイラスト

      列車が人・車等との接触

      • 運転士は列車を停止させ、併発事故や二次災害防止のため、周囲の列車を緊急に停止させる信号を発信します。
      • 列車運行を管理している運転指令に状況を連絡します。
      • 乗務員は乗車されているお客様の安全を確認します。
    2. 列車の抑止(運転見合せ)のイラスト

      列車の抑止(運転見合わせ)

      • 乗務員が現場の状況を確認し、負傷者の救出など行います。
      • 影響しない列車について確認が出来次第、運転指令が運転再開を指示します。
      • 接触した該当列車や後続列車については、引き続き運転を見合わせます。
    3. 警察・消防等の現場対応のイラスト
      レッカー車・鉄道関係者対応のイラスト

      事故の発生現場での対応

      <現場対応の内容>

      • 消防・・・負傷者の救出を行います。
      • 警察・・・現場検証(接触した列車の運転士、目撃者への聞き取り)や、証拠品等の捜索を行います。
      • 鉄道関係者・・・車両・線路・架線・踏切等の点検を行います。
      • レッカー車・・・動かなくなった車等の搬出を行います。

      ※発生場所や時間帯によっては、負傷者の救出・現場検証や鉄道設備等の点検などに、時間を要する場合があります。

      <負傷者の救出や現場検証が終了>

      • 警察や消防、鉄道関係者が線路外への退出確認など、運転再開に向けた現場の安全確認を行います。
    4. 運転整理のイラスト

      運転整理

      現場の安全を確認後、運転指令は列車の運転順序・運転区間の調整を行い、各列車に指示をします。

    運転の再開をすると、早期に正常ダイヤに戻していきます。
    列車本数が多い朝夕のラッシュ時間帯は、正常なダイヤに戻るまで時間を要する場合があります。
    駅員のイラスト
  • 地震の場合

    地震のイラスト

    地震を感知したときは列車の一旦停止をします。
    地震による強い揺れで、鉄道の設備が損壊するなど重大な事故につながる恐れがあります。
    強い地震を感知したとき、速度を落としての運転または、徒歩による巡回後に運転を再開いたします。

    駅間で徒歩巡回による線路・架線等の確認を行う場合は、 運転再開までに時間を要する場合があります。
    作業員のイラスト
  • 強風の場合

    強風のイラスト

    風速が規制値に達した場合、お客様の安全を最優先とし、列車の速度制限や運転の見合わせをおこないます。

    風が弱まっても突風などの二次被害を防止するため徐行運転したり、運転見合わせをする場合もあります。
    駅員のイラスト
  • 大雨の場合

    大雨のイラスト

    雨量や河川の水位が規制値に達した場合は、お客様の安全を最優先とし、列車の速度制限や運転の見合わせをおこないます。

    施設管理者の巡回で、安全が確認出来たら運転を再開します。また、長時間にわたり大雨が降り続いた場合は地盤の緩みによる二次災害の危険が高まるため、運転再開までに時間を要する場合があります。
    作業員のイラスト
  • 大雪の場合

    大雪のイラスト

    積雪により線路や車両に大きな影響をおよぼすと判断した場合、列車の速度制限や運転の見合わせをおこないます。

    大雪が降り続くことにより、除雪や融雪の作業が間に合わない場合は、運転再開までに時間を要する場合があります。
    駅員のイラスト
  • 計画運休の取り組み

    計画運休の取り組みのイラスト

    お客様の安全を最優先に考え、気象情報に基づき列車の安全運行が困難であると判断した場合、事前に当社のHPやSNS、改札口案内表示器に事前にお知らせをしたうえで、列車の運転を計画的に取り止める場合があります。

    お出かけの際は、列車の運行情報にご注意いただくとともに、できる限り外出は控えていただきますよう、ご協力をお願いします。
    作業員のイラスト